ゲーム音楽の巣

フリー音楽素材サイト「音の園」の管理者及び作曲者。このブログではキーボーディスト、ゲームミュージックの作曲を中心に音楽雑記を書いています。健康第一。

ピアノ初心者にオススメしたい【電子ピアノの価格帯】とは?

Photo by Dlward Stock [2016/10 更新]

「電子ピアノ」を買いたいけど、オススメの商品が分からない方へ。

値段はピンキリだし、どの価格帯のものが一番妥当なのかイマイチよく分からない方に向けて、私の価値観に基づいたオススメの電子ピアノを紹介したいと思います。

それから実際に電子ピアノを買う前に知っておいた方が良いことや、選ぶ時の要点なども含めて改めて整理してみようと思います。

あなたに合った最初の電子ピアノが見つかれば幸いです。

目次

オススメの電子ピアノを買う前に

電子ピアノ、またはステージピアノを買う時には、実はプロでもアマチュアでも色々と悩みます。その中でも全くの初心者が買うときに、一体どんな基準で選べば良いのでしょうか?

初心者と言っても新しく楽器を始める方や、ちょっと習っていてまた始めてみたいって思う方など色々なパターンがあるかと思います。

基本的に誰でも予算があるので、用途をしっかり決めてから、"コストパフォーマンスが良いものを選びたい"ものです。

例えば私が「フルートをやってみたい!」と思っても、やはりさっぱり選び方が分からないワケです。当然弾いた事も無いので調べたとしても、"価格"や"グレード"からしか推測せざるを得ません。

「こっちは値段高いから良い音かな?」みたいな感じですね。

経験が無い人にとっては、なかなか最初から"商品の本質的な部分"を見抜けませんし、経験してからだとそれがいかに「想像とかけ離れた価値」であったと気づかされます。

同じ楽器として、電子ピアノに関しても例外ではないと思います。

記事の後半に私の「オススメの電子ピアノ」を紹介していますが、その前に私のピアノ経験を元に、ピアノを選ぶ時に気になる要点などをまとめました。

知っておくと選ぶ時に何かしら役に立つと思いますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

電子ピアノの「価値」を構成しているもの

電子ピアノを選ぶ時に物理的に考える事は色々あります。

実はここにリストアップした事は、プロアマ関係無く全て重要な項目です。ざっと上げてみました。簡単なコメントも付け加えます。

鍵盤のタッチ

プラスチックを始めとした鍵盤に使われている素材や材質、そして鍵盤を押してから音が鳴るまでの構造、これらは偏に各メーカーの培ってきた技術によるものです。

従って、当然機種によって「タッチは大なり小なり全て違う」と考えて良いでしょう。

ですが、どんな楽器にしてもタッチは熟練するとある程度は自在にコントロール出来る部分です。逆に未熟なうちは、上手く弾けない理由を鍵盤のせいにしてしまう傾向にあります。

色々なピアノを弾いてるうちに自分の好みのタッチが分かってきますので、いつか理想の鍵盤に出会えます。

なので最初はとにかく自分の直感で弾きやすいと思ったものを選択しましょう。 

鍵盤の数

基本的には、「61-76-88」の3種類のラインナップが存在します。

61と76はバンドでピアノ以外の音を弾くことも想定されていますので、88鍵よりも軽いタッチの素材です。なので主にこのグレードは、"キーボード"または"シンセサイザー"と呼ばれる機種に採用されている事が多いです。

それとは逆に、電子ピアノは全て88鍵盤の重たいピアノタッチを採用しています。

重さ

鍵盤自体の重さと、ピアノ本体の重さを足した重量になります。

当然ですが同じグレードの商品であれば鍵盤の数が多いほど重いです。当然重いと運ぶのに苦労しますが、丈夫な材質を使っているため耐久性は良いものが多いです。

逆に軽量タイプは耐久性があまり無いものも多く、ぶつけたら角が割れたりなど破損する恐れがあります。

軽い機種は男女問わず支持がありますが、やはり女性ユーザーは重いと運べませんので、切に"軽くて良質な製品"を望んでいます。

従って、基本的にはどのメーカーもある程度の耐久性を維持しながら軽量化を目指しています。

機能面

メトロノームや録音機能などを始めとした練習、音楽制作をサポートする機能です。

鍵盤のタッチを軽くしたり重くしたりする機能 (タッチレスポンス) 、二つの音色を混ぜる機能 (レイヤー)、DAW の入力用の端子 (MIDI、USB) など、色々あります。

内蔵スピーカーの有無

電子ピアノは基本的にスピーカーは本体に内蔵されていますので、スイッチを入れてボリュームを上げればすぐに音を鳴らすことが出来ます。

その他、ライブ用のステージピアノ、シンセサイザーなどは別途スピーカーを繋ぐ必要があり、ステレオケーブル、設置場所も含めて少し敷居が高くなります。

本記事で紹介する電子ピアノは、全てスピーカーが内蔵されています。

機種によって本体の材質やスピーカーの位置、大きさによっては弾いたときの「音の鳴り方」や「振動」がピアノごとに違います

本体のどこから音や振動が体感できるのかで、弾いた時の印象が変わり、それによって、自分が弾いていて「気持ち良いか」が決まります。

デジタル楽器は必ずスピーカーを通して音が鳴りますので、スピーカーは結局のところ"音の印象を決める重要な要素"の一つになります。

音=振動です。振動=体感です。

音色

最近の電子ピアノは、ピアノの音だけ入っているものはほぼありません。

ピアノの他にもエレクトリックピアノ、ストリングス (ヴァイオリンなどの音)、簡易的なオルガン、シンセサイザーなどの音が入っていて、スイッチ一つで音を切り替えたり、ミックスさせたり出来ます。いわゆる「遊び機能」 ですね。

さて、音色はスピーカーと共に音の印象を決める要素ですが、機種別、メーカー別によって録音された ("サンプリング"と言います) ピアノの音を"デジタル制御で再生している"だけなので、基本的に音自体は「変えられない」部分です。

誰がドの音を「ぽーん」と弾こうが同じ音で再生される訳です。

このように電子ピアノの音そのもの自体は変えれませんから、魅力的な音 (音楽) を作る為には、人の手による「演奏技術」が必要になります。

具体的に言えば、「音の強弱」や「リズム」などで弾く曲の印象を「魅力的なもの」に変えてあげるしかありません。唯一それを可能にするのが「奏者」です。

つまり、"奏者次第で安いピアノも驚くような演奏になる"のがその理由です。 

結局オススメの価格帯は?

いよいよ本題ですが、実は最近の電子ピアノは昔と比べて遥かに性能が良いので、練習用途であれば、ズバリ「5万程度の価格帯」の電子ピアノで十分です

理由は色々ありますが、簡単に言ってしまえば"メーカーの技術が素晴らしい為"です。

早い話が、5万程度のコストで十分なクオリティにしてしまった、というのが正しい言い方でしょう。見た目の高級感などは除外して、「ピアノの練習をする為」という実用面だけで見れば、5万も10万も大差ないレベルです。

信じられないという方は、5万程度の電子ピアノをプロが弾く動画を見てみれば一目瞭然だと思います。

オススメのメーカーは?

電子ピアノを作っているメーカーは色々ありますが、国内だとYAMAHA、Roland、KORG、CASIOなどが有名です。しかし上記の「5万円前後」という基準を考えると、 Roland が除外されてしまいます。

当然ですが Roland がダメとかそういうことでは全くありません。なのでこの記事でオススメしたいのは、YAMAHA、KORG、CASIOの"3メーカー"になります。

これは、あくまで「ユーザーに手の届く価格のラインナップがあるから」という理由になります。

必要な機能は? 

タッチ、音色、鍵盤の数や機能の良いものは"値段によって様々"ですが、値段が上がっていく理由は、基本的には「見た目の素材」「生ピアノに近づくための機能」「遊び機能」などになります。

クラシックの曲の難易度が高い曲でもなければ、"音と音を繋ぐ「サスティンペダル」だけあれば、基本的に十分"です。

リズムに合わせて練習する為に「メトロノームの機能は必須」ですが、どんな機種にでも必ず入っていますのでご安心ください。自分の演奏を聴き直せる録音機能は上達への近道になるので必須です。 

内蔵スピーカーは必要?

次に"内蔵スピーカー"についてですが、練習用途であれば当然"スピーカーが付いているものがオススメ"です。理由は、電源を入れてボリュームを上げればすぐに弾けるからです。"すぐに弾けることがどれだけ重要か"は買ってみれば分かると思います。

先ほども書いた通り、電子ピアノには基本的にスピーカーは内蔵されています。 

ちなみにLIVEで使用することを想定されている「ステージピアノ」と言うカテゴリーの電子ピアノは、内蔵スピーカーが付いてないものが殆どですので、買う時には注意が必要になります。

別途スピーカーを用意するとお金が余分に必要になりますし、置く場所やスピーカー自体の電源もいります。さらには、スピーカーとピアノを繋ぐケーブルも必要で、ステレオ (LR)と2本必要で、セッティングなども少し面倒になります。

まとめ

というわけでまとめると、オススメはCASIO、KORG、YAMAHA、この3つのメーカーの中から「5万円前後」の価格帯で、尚且つ「評判が良く人気」の電子ピアノを選ぶのを私はオススメします。

この2点を基準にしたのには、きちんとした理由があります。もしよろしければこちらもご覧ください。

andy-hiroyuki.hatenablog.com

それでは、以下の電子ピアノは上記の条件を満たしていますので参考にしてもらえれば幸いです。アクセサリー類も必要最低限のものをおすすめしています。

(価格は変動する場合がありますのでご了承ください)

カシオ 電子ピアノ プリヴィア コンパクトモデル PX-160CG シャンパンゴールド

CASIO は"おもちゃのキーボード"のメーカー、というイメージがあるかもしれませんが、もはやそのイメージは完全に捨て去って良いと言えます。

CASIO は「この価格帯での性能」を突き詰めていますので、むしろこの価格帯でなら王者かもしれません

CASIO はピアノの和音の響きや鍵盤のタッチが独特で、手に吸い付くような弾き応えでオススメの一品。

もしこのモデルを買うのであれば下の"サスティンペダル"もお忘れなく。11キロなので持ち運びも可能で、ヘッドフォン端子も2つあるのでおすすめです。 

カシオ 電子ピアノ プリヴィア 式スタンド CS-67PBK ブラック

プリヴィア用に"デザインも一体感が出るように設計された専用スタンド"です。プリヴィアは、下の YAMAHA と KORG のピアノに比べて値段が高いです。なのでこの高いスタンドも買ってしまうとかなり予算をオーバーしますので、予算がある方は検討しても良いと思います。持ち運べませんのでそこだけ注意です。

カシオ 電子ピアノ プリヴィア 折りたたみ式スタンド CS-53P ブラック

こちらは上記の"プリヴィア"に対応しているスタンドです。いわゆるテーブル型スタンドなので、下で紹介しているダブルレッグ型のスタンドよりも安定します。ですが、スタンドの高さの調整はできませんので、その点のみ注意が必要です。

 持ち運びできますのでデザインと値段で下のダブルレッグと比較してみてください。

カシオ プリヴィアPX-160/150対応 サスティンペダル SP-20

CASIO のプリヴィアシリーズ「PX150」と「PX160」に対応しているペダルです。合わせて是非一緒に買いましょう。

 YAMAHA デジタルピアノ P-series 

YAMAHA の昔からある"Pシリーズ"の現行機種です。ピアノメーカーとしては間違いないのでデザインなど納得がいけば買いです。CASIO とは方向性が違い、タッチは生ピアノに近づけようとしています。近くに楽器屋があれば、実際に自分で弾いてみてから判断しても良いでしょう。

CASIO に比べて少し重たく感じるタッチです。もしこちらを購入するのであれば、CASIO と同様に下記の専用のペダルを買いましょう。11キロなので持ち運びにも最適です。もし買うのであればスタンドも必要になります。

 YAMAHA Pシリーズ用スタンド 

上記の"Pシリーズ"専用のスタンドです。見ての通り専用スタンドなので"デザインも一体感がありオススメ"です。少し値段が張りますが、当然専用スタンドの方が安定しますので下に紹介している"ダブルレッグ"よりもオススメです。ですが当然持ち運べなくなるので"固定で使う方限定"です。 

YAMAHA ヤマハ フットペダル FC3A

Pシリーズと合わせての購入をオススメします。

Dicon Audio KS-020 Keyboard StandX型キーボードスタンド ダブルレッグ

もし、CASIO と YAMAHA のピアノを選ぶ場合スタンドは付いてません。その場合、上記の専用スタンドを候補から外すのであれば、こちらの"ダブルレッグ"のスタンドを是非オススメします。

このスタンドは折りたたみもできますし「無段階式」で高さ調整が可能、当然持ち運びも楽です。座って弾く高さにすれば88鍵盤の電子ピアノの重さにも、十分対応できる耐久性を備えています。

何より一番の魅力はそのコストパフォーマンスの高さと、無段階式の高さ調整で、"立って弾ける高さにも調整できる"こと。将来的に別のキーボードなどを買った時にも応用が効くスタンドです。バンドマンのキーボーディストにも超おすすめ。

KORG 電子ピアノ LP-180-BK 88鍵 ブラック

最後はこの中でも、最もお買い得感が高い KORG のこのモデル。KORG はプロユースのシンセサイザーの最先端を担うメーカーですが、この価格帯のエントリーユーザー向けのピアノも力を入れています。すごいのが、"鍵盤のフタまでついていてこの価格"です。そしてスタンドとペダルもついていますので最強でしょう。

この3点の中ではタッチが重め、というか深めです。しっかり指を鍛えないと早いフレーズを弾く時に指が転んでしまうかもしれません。

ヘッドフォン端子も2つついていますので、夜にお子さんが弾いてお母さんに聴かせるといったことも可能です。

ペダルはサスティンペダルに加えてソフト、テヌートペダルが付いていますが、正直あまり効果はないので"おまけ程度"と考えて良いです。唯一の欠点は23キロと重いので持ち運び出来ない事です。練習用で固定なら全く問題ありません。

ピアノを買う理由を改めて考える大切さ

さて、なぜあなたはピアノを始めようと思ったのでしょう?

もちろん何となく何かを始めてみたかったから、というのもあるかもしれません。

あの曲が弾きたいから」「弾けたらかっこいいから」「新しい事に挑戦したい」など、色々あると思います。

このように買う時は、まずは何か一つ「目標」を決めて、それを"達成することを基準に考える"と商品の選択が楽になります。

人は商品のスペックを見て、目に見えてないことや、起こりもしないこと、やれもしないことを勝手に膨らませて、選択基準を誤ることが多いです。

なぜこういう現象、心理状態になってしまうのでしょうか? 

それはあなたが「ワクワクしているから」です。

ワクワクするのは素晴らしいことです。誰でも家を買う時や、車を選んでいる時もそうですが、あれもこれも想像を膨らませて、「どうせならもっと良いものを買おう」と思ってしまいがちです。

もちろんそれは人の自由ですし、買う商品のジャンルやその人の価値観、予算次第によってはその方が後々良い商品もあるでしょう。

自分で納得したものであれば後悔は少ないかもしれません。

しかし楽器に関しては向き不向きもありますし、続けれるかどうかは本当に始める段階では分かりっこありません。

なので「最初の目標」だけは、きちんと決めてからスタートしても悪くはないと思います。それを達成してからでも、今より良いグレードの機材を買うことは全然遅くないからです。

 

以上、オススメの電子ピアノとその理由などをざっとまとめてみました。

最後はタッチ、音色、デザインを参考に、あなたが「やる気が湧きそうなピアノ」を選びましょう。

あなたのピアノライフがより良いものとなることを願って・・・。

 

自宅で出来る教材を探している方へ

こちらの教材は自宅でピアノを学びたい初心者の方へおすすめです。

一人で学べる教材としてとても丁寧で分かりやすいこと。

基礎から学べるのでこちらの内容が弾けるようにさえなれば、あとは自分で好きな曲を練習できるようになります。

そこそこな値段はしますが、レッスンに通い続ける時間が取れない人が自分のペースで出来るのが利点。その反面、自分できちんとやれる人向けです。

自宅である程度まで弾けるようになりたい本腰な方へオススメです。 

ですが、参考曲があまり弾きたいものではない方にはオススメ出来ません (弾きたい曲ではない場合、1人では余計続かない為)

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