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今日はお子さんにピアノを弾かせてみたいと思っている方や、安価で楽しく曲を練習できるキーボードが欲しいと思っている方へ、カシオの電子キーボード「LK-128」「LK-228」を紹介したいと思います。
【追記】前期種 LK123/223 との主な違いは、収録曲が違うだけです。収録曲の好みと値段で選択しましょう。
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LKシリーズは、子供はもちろん大人やシニア向けにもなっていますので、とにかくピアノに興味があれば誰にでもオススメ出来る製品です。
その中でも今回は
- 子供に買ってあげたいと思っているけど、どれが良いのか分からない
- 本当にこの製品で良いのか心配
- 実は機能がよく分かっていない
- 「LK-128」と「LK-228」の違いが良く分かっていない
- 最初から電子ピアノを買った方がよいのでは?
- 「光ナビ機能」は本当に上達するのか?
このような疑問を持たれている方に向けて、少しでも分かりやすく「LKシリーズ」の魅力と選ぶ時の注意点などを紹介したいと思います。
目次
- カシオキーボードの魅力
- LKシリーズの特徴
- スペック早見表
- 光ナビ
- 公式デモ動画
- 軽くまとめ
- 未来性も考慮する
- 光ナビの問題点
- 購入には「目的」や「テーマ」が必要
- ピアノ経験者からの意見
- LKシリーズを買わない方が良い人は?
- 「おもちゃ」または「ゲーム」と考えるのもアリ
- まずは自分から興味を持つまで待つ
- 最後に
カシオキーボードの魅力
カシオの電子キーボードは、おもちゃのキーボードのイメージがある方も多いと思います。なぜなら、学校や施設など色々な場所に置いてある事が多く、良く見かけるがゆえに本格的なキーボードではないようなイメージを持ってしまう方も少なくありません。
ですが、実はそれだけ様々な場所でシェアされているだけあり、「使用目的」や「使い手次第」では、様々な場面で応用が利く多種多様な機能を持っている優れたキーボードなのです。
主な仕様はこちらから
LKシリーズの特徴
カシオは様々な電子キーボード、電子ピアノ、シンセサイザーのラインナップを持っています。
その中でも今回紹介する「LKシリーズ」は、長年ファミリー層、子ども向けに「1万円〜2万円台で買えるエントリーモデル」として君臨しており、ピアノを弾く為の基本的な機能は踏襲しつつも、デザインや内蔵ソングなどをトレンドに合わせながら一定の周期でブラッシュアップ、マイナーチェンジを繰り返している人気フラッグシップモデルです。
また、その長年の販売実績も相まって、ピアノやキーボードの入門機種なら「LKシリーズが定番」というイメージが多くの方に対して定着しつつあります。
カシオ LK-128 光ナビゲーションキーボード
カシオ LK-228 光ナビゲーションキーボード
スペック早見表
下記の画像から、LK-128、LK-228 のスペックを簡易的に見れます。使う機能、不要な機能をしっかりと確認していきましょう。
LK-128
LK-228
光ナビ
LKシリーズの最大の特徴は「光ナビゲーション」という機能です。
誰もが一度は弾いてみたくなるようなディズニーやJ-POP、アニメの楽曲がたくさん内蔵されていて、曲を再生すると鍵盤が光り出します。
photo by CASIO
その鍵盤の光を順番に弾いていくうちに、曲のメロディが弾けるようになっていく、という画期的な機能です。LKシリーズを選ぶ人の殆どは、この機能の有用性を買うかどうかの判断材料にします。
らくらくモード【補助機能】
これは、間違った音 (光) を弾いても正しいメロディが流れるといった、物心がついていないお子さんに対しても楽しくピアノを弾いている気分にさせてくれる頼もしい機能です。つまり「光っている部分を押す」という事自体がまだ分かっていないお子さんに対して有効な機能です。
ステップアップレッスン
曲を弾くために必要な正しい運指、指使いをキーボードが教えてくれます。両手の親指から小指までを「1〜5の指」とし、「いち、さん」など鍵盤が光りながら指示を出してくれる頼もしい機能です。演奏評価もしてくれます。
またリズム通りに弾かなくても、こちらが次の光っている鍵盤を押すまで伴奏やリズムが待っててくれますので、あせらなくても大丈夫です。
そして曲を弾く時にもテンポを自由に設定できますので、最初はゆっくり弾いて徐々に本来のスピードにステップアップしていけます。
詳しくは後ほど紹介する動画を参考にしてみてください。
光ナビOFF
任意で鍵盤が光らないように設定できます。練習して腕試しをしたくなったら光ナビ機能をオフにして、通常のキーボードと同じように弾く事も可能です。
また最初から「光ナビは不要」という考えであれば姉妹製品である「CTKシリーズ」もオススメです。
カシオ CTK-2250
カシオ CTK-4400
「CTK-2250」はベストセラーである前機種「CTK-2200」の後継種です。
タッチレスポンス機能 (タッチの強さによる音の強弱) が無いのですが、安くて多機能なのが特徴です。
「CTK-4400」は音色数が600数と増え、さらに液晶画面がバックライト式で視認性も抜群。タッチレスポンス機能も搭載しています。また新搭載の「バーチャルホール」によりコンサートホールのような響きを得られます。効果としては、通常のリバーブ (残響効果) よりも響きが多少豊かになる感じです。
小学生〜中学生くらいから始めるならある程度の理解力もあるので、この機種もオススメしたいところです。
ちなみに私は、作曲の大まかなスケッチなどで「CTK-4400」を使用しています。音色が豊富で持ち運びも可能なので、好きな場所で曲のスケッチを出来ます。もちろんちょっとしたピアノの練習や音の確認にも役に立ってくれます。
CTKシリーズについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェック
公式デモ動画
では「ステップアップレッスン」「らくらくモード」それぞれの機能を見てみましょう。
(LK223の動画ですが、内蔵曲とデザインが違うだけで機能や使い方は一緒です)
運指を教えてくれる機能は「指を均等に鍛えれる」のでオススメです。
タッチレスポンス機能
タッチレスポンスとは、弱く弾いたり強く弾いたりすると「音の大きさ」がそれに応じて反映される機能です。ピアノには本来こうした特性があり実際はタッチも重たいです。LKシリーズは鍵盤のタッチは軽いのですが、このように「タッチレスポンス」が搭載されている事により「ピアノらしさ」を演出します。
ただし、電子ピアノのようなレベルの感度はありません。本格的なピアノのような表現力は無いので、そこは割り切りが必要です。
ただこのモデルを弾くような段階であれば、そこまで考える必要はありませんので大丈夫です。
マイク機能
マイクは、声や音を数秒だけ録音出来ます (サンプリングと言います) が、これは本来は「効果音」などを録音する為の機能です。
サンプリング機能は LK-228 のみ搭載してます。
歌やカラオケのような長時間を録音出来るわけではありませんが、声や音を録音して再生する事が出来ます。
このサンプリングと言う機能は正直かなりマニアックな機能なので、ピアノを弾く事をメインに考えていく分には、あくまでおまけ程度と考えて良いでしょう。(積極的に使っていけば楽しい機能です)
ただマイクを持ったり実際に歌ったりは出来ますので、こういうのがあるだけでも子供は喜ぶと思います。これはどちらにも付属していますので問題ありません。LK-228 のマイクの方が少し良いマイクが付属します。
内蔵ソング
内蔵ソングはそれぞれ
LK-128 は「120曲」、LK-228 は「200曲」となります。
多いにこした事はありませんが、最終的に譜面を読めるようにしていく事を考えると、200曲 (内50曲はエクササイズフレーズ集なので注意) すべて楽しむかどうかは人それぞれだと思います。
また、LK-228 はオーディオ端子も搭載していますので、外部機器を繋いでキーボード本体をスピーカー代わりに出来ます。これは人によってはなかなか良い機能です。
例えば、好きな曲をスマホに入れておき、それを付属のオーディオケーブルで繋いでスマホを再生すれば、LK-228 のスピーカーで音楽を聴けます。
当然スマホのスピーカーよりも出力が大きい上、さらにはそれに合わせてキーボードを弾く事ができます。
あくまでスマホなどの外部曲をスピーカーから再生するだけなので、光ナビ機能を使えるわけではありません。光ナビは内蔵ソング専用なので注意が必要です。
自分の好きな曲を再生したいのであれば「LK-228」を選択しましょう。
両機種を少し比較
LK-128 は LK-228 に比べるといくつか機能面で劣りますが、よくよく見ると無駄無く必要十分です。
LKシリーズでよく比較されることは、内蔵曲の多さですね。
LK-228 はSDカードを使用する事により、10曲まで曲のダウンロード/追加が可能です。
また LK-228 は、液晶画面が青いバックライト式なので、暗い場所でも視認性が良いです。曲の追加や液晶画面を本格的に使い倒そうとするならば LK-228 をオススメしたいところです。
LK-228 は価格以外においては LK-128 の全ての機能を上回りますが、重複する機能もありますし、人によっては不要な機能も当然あると思います。
子供が全ての機能を使い倒せるとは思えませんので、スペックに惑わされないように選択していきましょう。また、親御さん自身や高学年のお子さんも弾くのであればそれらも踏まえて良く考えていきましょう。
軽くまとめ
- 豊富な音色 (ピアノ以外の音色でも遊べる)
- レッスンモードあり (ある程度まで独学で上達可能)
- タッチレスポンスあり (ある程度まで強弱をつけれる)
- 箱形キーボード (ピアノに近いイメージ)
- スピーカー付き (どこでも音を鳴らせる)
- 乾電池騒動も可能 (好きな場所で弾ける)
- ヘッドフォンも使える (夕方〜夜間の練習にも)
- 鍵盤数61まで対応 (バイエル程度のクラシックなら対応)
- 光ナビ (OFFも可能)
- 内蔵ソング120曲 (LK-228 は200曲)
- 内蔵リズム50種類 (LK-228 は180種類)
- 音色は400種類 (LK-228 は600音色)
これだけあれば、エントリーモデルとして十分楽しめると思います。
その他も細かい機能は色々ありますが、小さな画面、限られたボタンによって画面の階層も少し複雑になってきます。
親御さんがマニュアルを見ながらどこまで親身になってサポートするかにもよりますが、全てを使い倒さずとも上記の項目だけでも十分値段に見合ったパフォーマンスはしてくれます。
未来性も考慮する
LK-228 は上位機種なだけあり「どうせなら良い方を買おう」と言う気持ちになるのも分かりますが、価格差としては LK-128 と比べて約7000円前後の違いがあります。
私は LK-128 でも子供に与えるキーボードとしては必要十分だと思いますし、もしこれでピアノを本格的にやらせたくなった場合、浮いた7000円を次の電子ピアノに投資するという考え方もあります。デザインや機能も含めて LK-228 と良く比較して、どこに価値の落としどころをつけ、どういった風に使っていきたいのかで選択しましょう。
譜面さえ読めるようになれば、LKは後々どこでもすぐ弾けるお手軽なポータブルキーボードとして活躍しますし、また電子ピアノを買った時にサブキーボードととして使い、誰かと合奏も出来ます。
LKシリーズの良いところはエントリーモデルなのに、成長したら「アイデア」や「工夫次第」ではその後も別の使い道があるという事です。
私の場合だと、ピアノの練習だけではなく 400数 (LK-228 は600数) もある音色群から作曲のインスピレーションが湧いたり、どちらを選ぶにしても少なくとも価格以上の役割は十分に果たしてくれています。
光ナビの問題点
ところで光ナビの電子キーボードを買うのを相談する時に、よく光ナビの機能を批判する方がいます。
内容としては、
- 鍵盤が光るのを弾いてるだけでは譜面を読む力が身に付かない。
- 光る順番で覚えているだけなので、内蔵されている曲以外が弾けない。
- 伴奏が一緒に流れるので、弾けたつもりになっているだけで実は弾けていない
- 最初から習った方が早い
- 不要な機能が多い
まだまだ色々あると思います。
では、批判する側の言い分も汲み取りながら少し厳しい視点でも考えてみましょう。
光ナビの「正しい価値観」と「使い方」
上記の批判は、ピアノを弾く事や上達する事に求める「基準値」を上げ過ぎている事に原因があります。
当然ですが、本格的にピアノを習う事を考えたら「電子ピアノ」を買った方が良いに決まっています。しかしそれはもはや遊びでなく、本当の意味でのピアノの上達を目指す事を前提とした考えになってきます。
そう考えると批判内容はどれも的を得ているとは思いますね。
ただこういうアドバイスをする方は「最終的な事を考えて、最初から普通のピアノを買った方が良い」という少し極端な考えの人です。
もちろんこの意見も分かります。ですが、まだそんな段階ではない人に対してその選択は、本当に音楽やピアノを弾く事を楽しめるのか疑問です。
例えば「ピアノを弾く」と一概に言っても当然その解釈は人によって様々です。
- 譜面通りに弾ける
- 譜面を読める
- リズムをキープ出来る
- 正しい運指、指使いで弾ける
- 正しいフォームで弾ける
- 適性な重さでピアノ本来のタッチを身につける
抽象的な事も含めまだまだありますが、このように書き出せばキリがありません。せっかくピアノを始めようにも、こんな項目をやる前から見せられたら「自分には無理かも」と思ってしまいます。
これらは、最初から効率的にプロの音楽家にでもさせようとしない限り後から考えれば良い事ばかりです。
購入には「目的」や「テーマ」が必要
批判する人というのは、こういった議論において「テーマを設けてない状態」で好き勝手に自分の意見を言ってしまうものです。
そうするとピアノ入門者はよく分からないため、言われるがまま鵜呑みにしてしまうことも多々あります。
批判内容はどれも確かにその通りなのですが、一番重要な事は光ナビの電子キーボードを買うにあたって「このキーボードにどこまで求めるかを設定すること」にあります。
それによってLKシリーズは十分な役割を果たしてくれますし、むしろこのシリーズは、その為に作られています。先ほどの未来性を考慮するのと少し重複する部分です。
ピアノ経験者からの意見
ピアノ経験者の私から言える事は、 LKシリーズは「大好きなディズニーやアニメの曲を通して、ピアノを弾く楽しみや音楽に親しむキッカケを与えてくれるツール」だと思います。
「ピアノをやってみたい」のと「本格的にピアノを練習する」では意味が全く違います。後者を求める方は、早々に生ピアノか電子ピアノを購入し、レッスンに通いましょう。
LKシリーズは前者の「とにかくピアノを弾いてみたい、やってみたい」という人に色々な可能性を与えてくれるでしょう。通常のピアノとは違い、自動演奏機能で勝手に音が流れますし、鍵盤も光ります。
そうした「視覚」や「聴覚」を刺激する演出によって、お子さんは楽しい雰囲気に包まれます。
また、家族でそんな時間を共に過ごすのも、音楽を本格的に始めるキッカケや良い思い出になるのではないでしょうか?
このように「まずは楽しむこと」これが第一歩だと思います。
そうした光ナビの機能は「メロディが弾けるようになる喜び」を与えてくれます。また、リズムや伴奏も流れているのでピアノの音だけ弾くよりも楽しいと思います。
光ナビは、譜面がまだ読めないお子さんや初心者へ考えられた優れた機能なのです。
LKシリーズを買わない方が良い人は?
ピアノがある程度弾ける方はもちろん、子供が自分から「普通のピアノが良い」といった意思を持っている場合は買う必要はないかもしれません。
後は親御さんがピアノが弾けてご自身で教えれる場合などは既にピアノを持っているかもしれませんので不要かもしれません。
「おもちゃ」または「ゲーム」と考えるのもアリ
深く考えず、LKシリーズを良い意味で「おもちゃ」と割り切る考えも一つの手だと思います。光ナビはゲームセンターなどに設置してある「太鼓の達人」のような音楽ゲームに近い機能とも言えます。
https://www.am-j.co.jp/newmachine/201109/002.html
太鼓の達人は、音楽に合わせながら画面の流れを見てタイミング良く太鼓を叩く、というリズムゲームです。
これは「楽器要素」と「ゲーム要素」を融合し「機械に誘導されながら音楽を楽しむ」というアイデアで、光ナビシステムの「光に誘導されながら鍵盤を押す」という点と発想が似ています。
実際にはゲームの方が簡単で楽しいですが、こういった文化やアイデアなどは、音楽に親しむ為の第一歩だと私は思います。
まずは自分から興味を持つまで待つ
LKシリーズの役割としては「内蔵ソング」や「光ナビのような誘導機能」で音楽やピアノにまずは興味を持たせること。そして最終的には「ピアノをもっと弾けるようになりたい」という所まで子どもの興味を引き上げるところまでだと思います。
子ども自身がそういった意思を示し始めたら、初期ステップとしては大成功です。その段階までいけば、後は本人次第なので本格的にレッスンなり練習なりしていけばよいでしょう。
とにかく自発的に「もっとやりたい」と思わせる事が大事なので、そういった「意思がまだ無い段階」で本格的なものを与えても、買う側の強制や自己満足になりかねないので注意しましょう。(予算に余裕があるのであれば別ですが・・・)
また、LKシリーズは色々な機能を持っていますが、不要な人にとっては本当に不要な機能ばかりです。
単純に「ピアノをしっかり弾きたい」という明確な目的や意思があれば、ピアノの機能に特化した電子ピアノを最初から購入しましょう。
電子ピアノの購入に迷っている方はこちら。
最後に
LKシリーズの主な機能の紹介と共に、キーボードを選ぶ時期や基準などについても私なりに少し補足しました。
LKシリーズはピアノ初心者にとって必要にして十分な機能を備えています。自動演奏も可能で、リビングに置いてあるだけでも存在感は抜群です。
少なくとも「とにかくピアノに触らせたい」「音楽に興味を持たせたい」と本気で思っているのであれば是非オススメしたいです。
一番大変なのは「本格的にピアノをやりたい」と言って来た時だと思います。ピアノの選択、レッスンの日にち、レッスン料、先生の選択など考える事はたくさんあります。
ですがそういった子供自らが「やりたい」と言うようになる事自体が大きな成長だと思います。スポーツや音楽、絵でも同じことが言えると思いますが、特定の分野に興味を持たせ、自ら意思表示させるのは並大抵の事ではありません。買い与えても興味が無ければ仕方がありませんし、こればかりはもはや運命と言っても良いでしょう。
ですが、何にしても最初は何か必ずキッカケが必要になります。
私はよく「好きな事があって良いね」と言われますが、両親が私にこのような電子キーボードを与えてくれなければ、ピアノを習うという展開にはならなかったでしょう。
そして今でも音楽、ピアノは私の人生で切り離せない大切な存在です。
LKシリーズは、このようにあなたのお子さんの人生に影響を与える「キッカケ」になるかもしれません。
ぜひ、ピアノに親しむ第一歩として私は「LKシリーズ」をオススメします◎
オススメの「最新LKシリーズ」はこちら
LKシリーズだけでなく、付属のオプション品についても私のオススメを紹介します。初めて買う方にとってはどれを選べば良いのか分からず「全部をカシオシリーズで揃えたい」と思うかもしれませんが、実際にはもっと安くて良いものもあります。
カシオ 光ナビゲーション LK-128
内蔵ソングは120曲で、音色数は400と必要最低限な機能です。
録音機能はありませんが、スマホの動画やメモなどでも録音/録画は可能です。
LK-228 よりも7000円くらい安いので、多くの機能に手を出さず次に電子ピアノを買うときの頭金にするのも一つの手です。
もしくは、浮かせた値段で「スタンド」「イス」などのオプションを買うという選択もあります。
カシオ 光ナビゲーション LK-228
内蔵ソングが200曲あり、音色数も400→600になっています。
オーディオ端子を搭載しているので、付属のケーブルでスマホを始めとする外部機器に繋いで、好きな曲を LK-228 のスピーカーから鳴らせます。
また、液晶がバックライト式で視認性が抜群なこともかなりのアドバンテージです。
付属のマイクが LK-128 よりも良いものが付いてます。
自分の好きな曲を流しながら弾きたい、という方は「LK-228」を選択しましょう。録音機能もついています。
カシオ CP-16 「電子キーボード用ヘッドホン」
本来ヘッドフォンはもっとしっかりした良いものをオススメしたいところですが、そういった一般的なものは大人用になってしまい、子供が装着しにくいのが難点です。
こちらの「CP-16」は、軽くてこじんまりしているので扱いやすくオススメです。
音もLKシリーズを使う分には必要十分なレベルです。難点は軽くて子供が扱いやすいですが、逆に乱暴に扱えば壊れる可能性もあります。それは良いヘッドフォンでも同じことが言えますので、子供の扱いに注意しましょう。
KC-01 キーボードイス
高さを4段階に渡って設定出来る上に折りたたみも可能なので、使わないときは立てかけておけます。なるべく安くて丈夫なものを紹介したいので、特にメーカーにこだわりがなければこちらがオススメです。電子ピアノを買った時にも応用が利きます。
カシオ キーボードスタンド CS-48
こちらはLKシリーズ専用のスタンドで、CTKシリーズでも使用可能です。
設置したら固定で使うという方はこちらをお勧めしますが、高さ調整が出来ない点のみ注意してください。その点を除けば専用スタンドでおすすめです。
CLASSIC PRO X型キーボードスタンド KST10X
X型のスタンドで、折りたたみが可能で高さの微調整も可能です。LKシリーズの重さであれば問題なく対応できます。安いのに品質も良いのでオススメです。サウンドハウスという国内大手の通販最安の楽器ブランドの商品なので安心です。
カシオ サスティンペダル
カシオシリーズの電子ピアノに対応した音を繋ぐサスティンペダルです。プリヴィア用と書いてありますが、LKシリーズ 、CTKシリーズにも対応しています。ですが、本音を言うとペダルはまだ使用しない方が良いかもしれません。
むやみに最初から使ってしまうと技術の誤摩化しになる可能性が高いので、時期が来たら買うのも一つの提案です。本格的に電子ピアノに移行するその頃には、電子ピアノのプリヴィアシリーズなどもオススメしたいところです。