ゲーム音楽の巣

フリー音楽素材サイト「音の園」の管理者及び作曲者。このブログではキーボーディスト、ゲームミュージックの作曲を中心に音楽雑記を書いています。健康第一。

【作曲】スランプは成長の証『悩みを言葉にすること』の重要性を知る!

不調な音楽家のイラスト(女性)

DAW武者修行9日目

誰が言ったかDAW武者修行。

武者修行とは名ばかりで作曲に関することを一寸も逃さずに書いていく物語だ。

とうとう修行も1/3を超えたか。

まだまだこれからが本番!

 

 

adventar.org

 

今日は「作曲のスランプ」について書いていく。

とは言え、実はスランプについては過去に書きなぐるように書いた。

これは当時の自分の考えが「野菜100%」よりもさらに凝縮された内容。

結構多くの人に読まれて、シェアされたりと本当にありがたいことだ。

andy-hiroyuki.hatenablog.com

 

じゃあ今日お前が書くことはそれの焼き回しじゃねーのか、そんなんならいらねーぞ!

ってなるのは避けたいから、今日は若干切り口を変えて書く。

だから上の記事のパート2と思って欲しい。

 

しょっぱなから基本的なことを省略してくから、上の記事を読んでる前提と思って欲しいけど、普遍的なことだからある程度重複せざるを得ない。

落ち込んでる場合じゃない、全ての現象を意味あるものと思え!!

 

目次

スランプは成長の証 

f:id:Andy_Hiroyuki:20181210163732p:plain

いきなり結論だが、タイトルにも書いたようにそれが全てだ。

そう、スランプってのは実は「成長している証拠」なんだ。

 

だから全く気に止むことはない、むしろ歓迎。

これはノリで言ってるんじゃない、事実だ。

 

スランプと言うのは人それぞれで内容が当然異なる。

だが共通していることは「自分の壁がぶち破れない瞬間」だと思う。

すなわち、それをぶち破れるかどうか、まさに自分との戦いだ。

 

どうやってそれを乗り越えるかは人それぞれだが、

まず自覚して欲しいことが「このスランプは意味が絶対にある!」と言うこと。

それをまず自覚する。

自分の感情の変化に敏感になろう。

 

まさに今、ブレイクスルーするかしないかの瞬間だ。

 

山あり谷ありの人生

「山の日」のイラスト文字

上り坂もあれば下り坂もあるってことなんだ。

しかし1つ言えるのは、今の下り坂は、以前の上り坂よりも上での出来事。

上の絵で言ったら、右から登って行って、今は「の」のところくらいか。

そのあと落ちるんじゃねーぞ。

 

普通に考えて欲しい。

何か犯罪を犯したわけじゃないんだから、積み上げてきたものが、一気に全て失われると言う話じゃない。

 

作曲を続けていれば、必ず起こることがある。

「もっと上を目指したい」

言葉は違えど、色々な意味で置き換えることができる。

 

「今までとは全く違う曲を書きたい」

「もう少し理論を駆使したい」

「評価されたい」

「あの人よりに近づきたい」

「どうすれば良くなるか分からない」

「イメージしている音にならない」

 

これらは全てポジティブになりたいことの裏返しである。

つまり、成長したがっている自分の警告、とも言える。

成長したがってるんだ、自分が。

 

その自分をまず受け入れよう!

成長は突然くる!

丈の短い学生服を着た女の子のイラスト

この絵を見てくれ。

成長とは「突然やってくる」と思って欲しい。

いつの間にか体が大きくなっていたんだ? 

毎日作曲に取り組んでいたら、ちょっとずつ成長しているんだ。

進化と言える。

 

そこで、上の絵のように、一定のところまで来たら「服が破れた」ってわけ。

するとどうなる?

「破れて着れない!」

「サイズが合わなくて苦しい!」

 

(ごめん今見直したら破れてなかった)

 

そう、それがスランプだ。

つまり、自分の中で何かが「飽和した」と言うこと。

基本的に飽和とは「満たされている状態」のことを言う。

満ち足りている、とは少し違う。

言うなれば「このままでは限界を超えられない」ってことだ。

 

そう、自分自身がアップデートしなければならない時。

と言うことは、「発想、考え方、視点、価値観」を変える必要がある。

それにはやはり「自己分析」だ。

 

今の自分のままでは、さらなる成長要素を取り入れられない!

自分が変わるしかない、変わる時だ。

と言っても、当然だがそんな大げさな話じゃない。

 

こう言う時こそ、冷静に「現状を確認することが大事」なんだ。 

 

スランプの内容

くどいようだが、この記事をもう一度読めば、何かわかるかもしれない。

andy-hiroyuki.hatenablog.com

 

1つ言えることは、

自分のレベルが上がってくるほど、スランプが起こった時に「何をすべきか」がだいたい分かってくる。

 

それがわかってない人は、まず「悩みを言葉にしてみる」これをやってほしい

頭の中でなんとなくスランプ、ってのは一番やっちゃダメなパターンだ。

しっかり「言葉にする」と言うことが大事。

 

それは結局、言葉にすれば「検索が可能」だから。 

これについてはあとでまた後で詳しく書く。

 

よし、上の記事を読むのがめんどくセー!!て人のために箇条書きで書いていく。

 

作曲でスランプになった時、だいたい原因を絞り込める。

ざっと書いていく。

スランプリストあるある

リストカットのイラスト(思い悩んでいる) 

 

今持ってる音源やプラグインではどうにもならない→なら金貯めて買え!

そんなんは別にスランプじゃない!

 

作曲が楽しくない、やる気が出ない何かに取り組む前には、必ず目標を立てろ!

目標なきところに、行動する理由はない

 

再生回数が上がらない、曲聴いてもらえない露出せよ!音楽ばかりやっていてもダメだ!ブログも書いて、誰かにコメントして、誰かに絡んでいって、音楽以外でみんなの役に立つことをしてみる!

宣伝もせず勝手に自分の店開いときながら、客来ないからって、それは自分勝手すぎる!

 

似たような曲しか作れない自分が作りたいと思う曲を数小節でもコピーすべき!

引き出しを増やすには、既存曲から盗むしかない。それが嫌なら自分で発明するかアイデアを絞り出せ!

 

なんか作る曲に納得いかないけど、どこ直せばいいか分からん人に聴かせてどこがダメか聴いて見る!その代わりあくまで人の意見だと念頭におく

アドバイスをもらう時には、必ず自分が認める人にしよう。でないと心理的に納得できないこと多い (デブにどうやったら痩せるのか聞くのと一緒(俺最近デブ))

 

自信がなくなってきた誰に何を言われたのか? 作曲する人はみんな自信を持てない人の気持ちがわかる。しかし、何か言われるのは良くも悪くも光栄なことだ。注目されてるぞ! 反応がないのが1番さみしいんだ。

自信がない、と言うのは、自分を冷静に知り始めた、と言うことだ。

続けるか辞めるかは自分次第。だが辞めたらそこで終了だ。

 

世の中には、「辞める」ことを簡単にする人と、すごく悩んでする人がいる。

私はバンドを辞める時、もう何か相当なことが起きない限りバンドはやらない、と誓って辞めた。それは、バンドで中途半端なことを一切やらない、と言う決意だった。

だからあとは作曲しかない、と思って一点集中してきた。

 

なんどもバンドやろう、ちょっと遊ぶだけでいいから、って言われた。

バンドをやったほうが当然人間関係も広がるし、新たなコミュニティを作れるとも考えたが、基本的にバンドとDTMerはまだまだやってることが根本的に違う。

中途半端にやり始めると、全てが中途半端になる。やるなら結果が出るまで全力でやらな意味がない。

と言うわけで、辞めるならそこまで考えて辞めて2度とやらねーってくらいの気持ちで辞めたほうがいい。

でないなら、ちょっと休憩、でいいと思う。もちろん、これは私の考えだ。目的を定めてうまく両立しながらやる考えもある。

 

今すごい人は、とんでもない化物クラスの努力を積み重ねた猛者たちだ。 おそらく作曲以外の努力も相当やっている (頭おかしい)

そいつらに比べて自信が湧かないなら、キチガイな努力をするしかない。

もはや立ち止まっている暇などない。

 

けど、楽しくやることが大事だ。でなきゃ続かないから。

作曲がつまんないなら、楽しくなる方法を見つけよう。

そして自分なりの目標を立てよう!

このブログを読んで作曲が楽しくなった、っていってくれた人が過去にいたんだ。

嬉しかった。ならもっと自分の作曲ブログを書こうって思ったんだよ。

その人はもう読んでないかもしれないけど、そんなん関係ない。

なるべく真剣に面白く書くようにしてるから、応援してほしい。

 

誰かと比べてやる気が失せるなら、比べなくていい。今は比べる意味はない。

比べる時は、自分がそいつを本気で超えたい!って思った時。

その時、そいつを直視する。

中途半端にすごい奴を越えようと思えば曲で返り討ちにあう (経験済み)

 

曲作って何がしたいのか分からなくなったぜひ私に相談してくれ!可能な限りお答えする!

ノリでこんな偉そうに書いてるけど、真剣に考えさせてもらいます!^^

 

なぜ悩みを言葉にする必要があるのか?

インコに言葉を教える人のイラスト

スランプ、と言うのはつまずいてる状態だ。

それを「言葉にする」と言うのは意味があって、言葉にすると解決できる可能性が格段に上がる。

なぜなら、検索できるから、なんだ。

言わなくても分かると思う。

 

ただそれとは別に、自分の悩みを文字に起こして具体化させることは、頭でなんとなく考えるよりもはるかに解決へ繋がる。可視化せよ!

 

世の中のプロが趣味で匿名でアドバイスしているブログなどがたくさんある。

中には本に書いてるあることよりも有益な情報もある。

 

「スランプ」と検索した人は、まだスランプの内容が具体的じゃない人が多いと思う。だからまずスランプって調べたんだと思う。

でも、それでもスランプ、って検索した行動力は次に繋がる。

 

言葉にすることがどれだけ大事かはもうお分かりだと思う。

作曲の悩みは、結局は精神的なことと、技術系に別れるってことだ。

 

今書いたのは紛れもなく、精神の話である。

 

と言うのも、技術的なことは再現性があることじゃないと難しいんだ。

それはだいたい中級者の質問になってくる、プラグインがどうとかの話。

それこそ、

スランプと検索せず、「〜する方法、〜音圧を上げる方法」ってなってくと思うんだ。

 

そう言うのは、ガチのプロのエンジニアにTwitterとかで聞くのがいいと思う。

再現性のあることを知りたければ、やはり直接プロの門を叩くか、ひたすら本を読み漁るか、検索するか、自分で試行錯誤するしかない。

 

でも、音楽ってそこが楽しいわけ。

音楽は「自分を通してずっと追求していくもの」なんだ。

 

誰でも自分が大好きなことがある。興味のあることなど。

その大好きなことを通して追求することが、楽しさであり、自分の音楽を見つける、表現する、ってこと。

音楽じゃない人も、それぞれの分野で何かを追求してるんだ。

なぜかってそれは楽しいから他ならない。

そこに目標が加われば、もっと楽しくなるかもしれない。

 

でも人によっては、それがつまらなくなる可能性もある。

人と競い合うことが嫌な人もいれば、それが闘争心に火をつける人もいる。

自分のペースで、自分で目標を立ててみるのも充実感がある。

自分に合う方法を選択すればいいと思ってる。

終わりに

なんでもかんでもうまく言ったらつまらんから。

そこ悩んだりするから面白いわけで。

だから、トントンでうまく行くってことは、逆にそう言う手段を選択していると言うことかもしれない。

そう、自分が確実にできることを確実にやる、と言う。

それは安定と言う技。それは仕事でやる場合では必要なのかもしれない。

けど、その中でみんな新しいことをやろうとして悩んでいる。

だから結局悩むんだ。

 

だから作曲自体を楽しむことが重要だ。 スランプを楽しもう。

そして、スランプの時こそ、とことん追求、試行錯誤するべきだと思ってる。

それが必ず自分の糧になる。

 

DAWの武者修行とは、作曲を楽しむことである。