私はブログと作曲を4年続けてきました。
その中で、作曲をやる人にとっても、ブログをやるメリットは非常に高い、と言うことが分かったんです。
それは、ブログだけでももちろんメリットはありますが「作曲とうまく組み合わせていくこと」で世の中のニーズを意識することができます。
今日はそれについて書きます。
目次
- ブログと作曲に必要なのは「数をこなす」こと
- 数をこなすと「狙うこと」ができる
- 数をこなすだけではダメ
- エゴサーチをする理由
- 経験が自分の資産になる
- ただの「日記」を続けていてもダメ?
- 作曲とブログを紐付ける
- 終わりに
ブログと作曲に必要なのは「数をこなす」こと
例えば、ブログの記事を10記事書いた人と、100記事書いた人ではデータ量が圧倒的に違います。
10記事では何も分析できませんが、100記事あれば、「読まれる記事、読まれない記事」が分かってきます。
(これは検索結果、SEOも関係してきますが、それはちょっと置いときます)
作曲も同じなんですね。
作曲の目的は人それぞれ違うのですが
基本的には聞いてもらうことはもちろん、インストを作る場合なら「使ってもらうこと」が目標になってきたりします。
すると、10曲しかないと選択肢もないわけですが、100曲あれば「使われる曲、使われない曲」が分かってきます。
「数をこなせば見えてくることがある」
これが、数をこなすことをオススメする理由ですね。
数をこなすと「狙うこと」ができる
多くのブロガーやインフルエンサーが
「まずは300記事書け」
こんな感じで煽ってくるのですが、これはぶっちゃけその通りだと思ってます。
それと同じで、作曲も
「まずは100曲書いてみる」
まず、100記事、300記事書くとどう言う記事が読まれるかが分析で分かってきます。
すると単純に「こう言う記事が読まれるんだな」って感じで、狙って記事を書くことができるようになるんですね。
(分かっていても、狙うかどうかは自分次第ですが)
曲も同じで、よく使われる曲、全く使われない曲が分かってくると
「なるほど、こう言う曲は使われないんだな、使いにくいんだな」
「そうか、やっぱりこう言う曲が使いやすいんだろうな」
そうやって分析すれば、「どう言う曲を書くべきか」を考えるようになり、無駄撃ちが減ります。
言い換えると「狙って曲を書く」ようになります。
では、どんな記事や曲に需要があるんだろう?
こればかりは、自分で書かないと分からない部分があります。
本に書いてあることや、誰か有名な人が真理をついていても、それを信じきれないことは多いですよね。
それは「自分の成功体験がないから」なんですね。
私もブログを書き始めた時や、作曲をスタートしたばかりの時
自分で何かを達成していない時期は挫折、もう一回、挫折、もう一回、の繰り返しでした。
よくあるのが、100記事も続けれなかったりしますし、100曲も書く前に辞めてしまったり、飽きてしまう、なんでこんなことやってんだろ、ってなったりします。
成長していく過程で、運やまぐれも必要になりますが、やはり続けないとそれさえも発生しないんですね。
これが「とにかく最初は数をこなせ!」と言われる所以ですね。
何かをスタートするとき、「途中までは数はとにかく正義」だと思います。
数をこなすだけではダメ
もちろん、数をこなすだけではダメです。
先ほども書いた通り、大事なことは「分析すること」です。
実行、改善、実行、改善、を繰り返します。
これは、曲自体のクオリティを上げるためにする曲の分析ではなく、「自分のコンテンツの需要を知るための分析」ですね。
分析にはデータベースが必要、と言う話で、自分でたくさん記事を書いたり曲を作ります。
自分のコンテンツが増えてくると、それだけ分析できるデータが増えてきます。
すると今度は
「他人のコンテンツを見ても、ある程度分析できるようになってくる」
自分で経験して分析したからこそ、他人の少ない情報からでもある程度の推測ができるようになります。
ブログなら、記事の内容や見出し、タイトル、サイトの構成もそうですし
作曲なら、自分で失敗するほど、人の曲を聴いた時に理解できる情報が多いです。
こう言うのは競合を知るため、あるいは、ライバルを知った上で自分は何を作るか、と言う考え方にも応用ができます。
エゴサーチをする理由
エゴサーチは、表面的には「世に対する自分の影響力を確認したい」そのような承認欲求を満たすため、と言うような側面もあるかもれません。
しかし私からすれば、エゴサーチは分析に必要なことだと思ってます。
「自分のコンテンツがシェアされているか、使われているか」
SNSや、ヤフー、グーグルなどの検索エンジンがあるので調べない理由はありません。
そこで検索に上がる曲、記事、それでないものが分かります。
ただ、よほど数をこなさないと存在を認識してもらえませんので、100〜記事、100曲などは作って当たり前になってきます。
最初はそこまで作ってようやくスタートラインと言ったところ。
私は100曲作っても全然ダメだったのでもっと作ってましたが、カンの良い人は100曲も作れば何かしら反応が得られるかもしれません。
ブログ経験者なら、30記事とかでもヒットを狙えます。
経験によって、自分が得意なもの、求められているもの、が分かってきます。
自分が簡単に生み出した曲が人気があったり、逆に一生懸命時間かけて作ったのが全く使われないことが分かってくるのです。
それはブログの記事も同じなんですね。
経験が自分の資産になる
ブログを続けると成長できる理由が「データベースが増えるから」なんですね。
それには色々な記事を書く必要があります。
時間も必要だし、継続する必要があり、地道な作業でもあります。
しかし、そのデータベースは自分で行動して得たものなので、その経験は一生の資産になってきます。
ジャンルや活動フィールドを変えても、その考え方は活かせれます。
ただの「日記」を続けていてもダメ?
はいダメです。
それは、日記では芸能人でもない限り、基本的に需要がないので、分析ができないからですね。
しっかりとテーマを決めて、誰かが読んでも何かしら情報が得れる内容にすることで、記事が分析対象になります。
(もちろん、そんな記事ばかり書いてたら疲れるので、ただ吐き出す記事も大事です)
作曲も同じように、日記みたいに曲を量産してもダメ、と言うことですね。
(慣れる、完成させる癖つけと言う成長側面ではアリ)
きちんと毎曲、どのような場面で使われたいか考えて作り、その上でも需要があるかないか、と言う話になってきます。
もちろん最初は日記とか、とにかくなんでも良いから曲を作る!でも良いと思いますし、とにかくやることが大事です。
慣れてきたら、目的を持って記事を書く、曲を作る、と言うことで、分析対象になってくるんですね。
作曲とブログを紐付ける
なぜ、ブログと作曲を絡ませたのか?
確かに、ブログだけでも分析はできるし、作曲だけでも分析はできます。
私はブログをやっていたから、作曲に関してもこのような視点で活動を続けてこれたのかな、って思いました。
なぜなら、もし作曲だけやってたら、例えばSoundCloudに曲をアップして「聞かれないなぁ〜」で終わりだったと思います。
作曲してて自分でメディアを作るのが苦手な人は、DOVA-SYNDROMEさんのような、最初からアクセスが見込める場所を利用するのもありだと思います。
私はそうしなかったので茨の道でしたが、結果的には届けたい人に届き縁が出来たので良かったと思ってます。
単純に、ビッグサイトは同じような目的の作曲者が多いので、その場所で差別化するのも大変なんですね。
自分で一からサイトを作ることによってアクセスがなく、ネットでの集客に苦労したことから、色々と調べたり工夫する、そんな思考が得れました。
その結果、作曲以外でも収益に繋げる価値観を持てたんですね。
終わりに
他のサービスにうまく頼れば、簡単にアクセスやダウンロードがされる分、それに甘えてしまって自分でSEOについて考えたり、仕組みを作る努力しなかったと思います。
これは一長一短なのでどちらが良いとは言えませんが・・・。
自分で一からブログを書くことで試行錯誤し、結果的に自分自身の視野が広がり、作曲以外の視点も育てることが出来たので、とても大きかったです。
そう言う点では、作曲もブログも自分の考えを発信することとしては共通です。
必ず自分のためになることだと私は思ってますので、おすすめです。