ネットで作曲とブログ活動を始めてから、今年で4年目になりました。
音楽素材サイト「音の園」を開設したのは2015年の8月で、同時にはてなブログをスタートしたのも同年でした。
4年近く作曲とブログで音楽活動してきたのですが、継続は力なり、というわけで色々な出来事が起こりました。
何者にもなれなかった自分。
そんな自分にも色々な方が声をかけてくださり、色々な作品に携わることが出来てきて本当に感謝しかありません。
目次
現在取り組んでいるプロジェクト
昨年より継続してBGMを担当させていただいてる、海外のインディーズゲーム会社「イグラシルスタジオ」様のノベルゲーム「Bloody Chronicles」です。
今後、Act2、Act3へと向けて展開し、DLCコンテンツも追加されていく予定です。
日本語翻訳も進行中で、日本ユーザーに向けても楽しめるように奮闘中です。
追加コンテンツとして、サウンドトラックもDLCとして配信中です。
同じく、イグラシルスタジオ様をパプリッシャーとして連携している「クミホソフト」様のデビュー作「War of Ashird」になります。
こちらはRPGとなっていて、幸運にもこちらのBGMも担当させていただけることになりました。
私自身RPGは言うまでもなく大好きで相当気合が入っており、今までに得た経験値を全て投入して作曲しています。
キャラクターデザインは、DDLCでも人気イラストレーターSatchelさんです。
Satchel (@_Satchely) | Twitter
音楽を使っていただいた作品
アート引越センター様のwebアニメでサイトの音楽を使っていただきました。
(1:04~くらいから流れるBGMです)
音楽素材サイトとしては有名なPerituneさんと一緒に使ってもらえて、改めてセイさんの音楽はすげ〜!っと自分も精進したい所存です。
去年から話がありOAが延長して今年になったのですが、無事に公開されたようです。
声優陣やアニメ製作陣がプロの方達なので、素材の組み合わせ方とか構成が参考になりますね。全部使うのではなく、一番美味しい部分だけ使うんですね〜
何が起こるか分かりませんね、本当にありがたいことです・・・。
海色の未来
最近リリースされたノベル制作チーム「Milk Crown Cat」様の動画ノベルになりますが、当サイトの楽曲を11曲と多く使っていただきました。
全10話で、7時間の読み物になりますが、5話まで無料で見れます。
シンガーソングライターの夢を諦めた女の子、"比呂"の不思議なお話です。
私も最後まで鑑賞させていただきましたが、動画自体は7時間とボリュームがあるものの、読み始めたらストーリーが気になって一気に読破しました。
夢を諦めたけど、諦めきれてないないことを自覚し葛藤する姿などは、元バンドマンで今もなお、ブログや作曲活動を続けている私の胸に響くものがありました。
主人公の気持ちの描写にとても共感出来ます。
シナリオは、別名義でもラジオやテレビの脚本、アプリゲームのシナリオなどで活躍中の「三神せらほ」様です。
音楽が好きな方、ラブストーリー、ミステリーが好きな方におすすめ。
5話まで無料で鑑賞出来ますので、もし興味がある方はぜひ!
キーボーディストの巣
このブログの他に執筆している「キーボーディストの巣」というサイトです。
ゲーム音楽の巣でもバンドのキーボード初心者向けに様々な記事を書いてきましたが、ちょっと1記事に色々書きすぎてしまったりしてます。
記事が長いし来訪者には単発記事やタグつけでは対応仕切れない部分が出てきたので、それを改善したいと思いました。
まだまだ記事が少なすぎるのですが、特化サイトで構成した結果、直帰率は劇的に下がりアクセスも増えてきました。
早くもコメントをいただいたりと嬉しいですね。
ひとまず100記事を目指します。
記事を書きながらアクセス動向を確認して、サイト構成を整えながら、記事をリライトしていく予定です。
バンドのキーボード記事を書いてきた経験を生かして様々な視点から記事を書いていきます。
まだまだですが、将来的にはキーボード初心者の案内所になるようなサイトを目指しています。
他にも動画やアプリゲーム、演劇公演などのBGMに使っていただいたりと、本当にありがたいことです。
サイトの音楽素材が全く更新的ない状態になっておりますが、デモでボツになった曲を仕上げて素材にしていきたいですね (やれっちゅーの)
個人でもオリジナルゲームを製作中で、色々とやることがありすぎる毎日です。
今年の目標
ゲームの為に良い音楽を書くこと
作曲を含めたサイト収入を毎月15万前後に安定させること(厳しい)
本業への依存を断つ
コツコツやってきたことが幸運にも芽が出て来てきました。
最初はアクセスもなく、収益もゼロ、作曲依頼もゼロ、実績もゼロ。
そんな人が何を書いても信用性もなく、なかなか自信を持てない。
それでも記事を書き、曲を作り「とにかく数をこなす」ということを目標に。
作曲を続け、記事を書き、曲を使ってくださる一報、記事をシェアしてくださることをモチベーションに続けてこれました。
そうしていくうちに、
「自分には何ができて、何ができないか」
これらを何となく意識していきます。
「自分はどういった時に喜びや幸せを感じるのか?」
それが実現出来るように、自分の行動を合わせていくことが大事です。
どんどん自分が何を求めているかが分かり、自分が何をすべきかが分かり、道が見えてきました。
「自分がやりたいこと」だけではなく「自分がやれること」を考えるようになる。
作曲と同じくらい大事なこと
最近「ゲーム音楽の巣」の過去の作曲関連記事で知ってくださった方もいて、嬉しいですね。
作曲は自分で考えて分析していく必要がありますので、なかなか説明が難しい部分があります。
ただ、共通してくることは再生を上げる方法、届けたい人に聞いてもらう方法、作曲で収益化させる方法、作曲を通して何をゴールとしていくのか、という部分です。
これらは大抵、作曲のレベルをあげた先に求めるもの、だったりします。
それには作曲以外のことをやることが重要だと思ってます。
自分に「付加価値」がを持たせること。
自分に興味を少しでも持ってもらうには、音楽以外のことを発信すべきです。
私の場合、それがブログと素材サイトでした。
曲だけに目を向けるのではなく、やはり世の中のトレンドや普遍性、ニーズから分析することが大事と痛感します。
作曲はその結果のご褒美、と言いますか、そのくらいの距離感で捉えていると冷静になれたりします。
終わりに
作曲だけで食べてる人は本当に一握りの才能、行動力、そして運のある人だと思っています。厳しいですね・・・。
作曲だけ、とこだわる人もいれば、作曲を続けるために他の仕事をする人もいますし、収入の軸の1つ、程度で捉えて活動してる人もいると思います。
バンドから音楽を始めた人、作曲でネットオンリーかでも収益イメージは違うと思います。
私はただ作曲に憧れている時は、自分が納得いく曲を作りたいだけで何も考えてなかったなぁと今でも痛感してます。
でも、それが最初にはあって、それだけではダメだと気づいて、でもやっぱり曲も大事、って部分に一周して戻ってくる。
そんな活動も諦めずに続けていれば、色々な縁をもらえるのだと、、
その1つ1つを大事にしていきたいです。