ゲーム音楽の巣

フリー音楽素材サイト「音の園」の管理者及び作曲者。このブログではキーボーディスト、ゲームミュージックの作曲を中心に音楽雑記を書いています。健康第一。

損得勘定でブログを書くと続かない理由

「出社したけど働きたくない男性」[モデル:大川竜弥]

「ごめん、無理・・・」

細々とブログを続けてこれましたが、最近ではもっとブログを書きたいと思っています。

作曲と同じくらいブログが好きなんですね。

 

ブログを更新するだけでも普通は「頑張ってるね」となるんですが、作曲もしてるとブログ更新しても作曲サボってんじゃねーか、ってなるのが辛い部分です。

両方好きだから仕方ありません。

 

今日の切り口は

「ブログ初心者が、最初からブログを損得感情(お金を稼ぐ目的)で始めると続かない」

この理由を書きます。

目次

 

ブログ初心者がお金目的で始めると稼げない理由

「頭痛が痛くて悶え苦しむ外資系社員」[モデル:Max_Ezaki]

ブログはお金が目的だと稼げない、と言われます。

正確に言えば「続けれないから稼げない」ということですね。

 

どう考えてみても

ブログ初心者にとって金銭目的では「負のスパイラル」になっているからです。

 

お金のために記事を書こうとする

10〜20記事に100時間くらい使ったのに1円、もしくは10円、100円しか稼げない

(それでも最初は感動するんだが…)

だんだん費やした時間、これから費やすであろう時間を計算し始める

それがもしバイトしてたらすでに数十万くらい稼げてたのに・・・となる

これ、続けてて本当に稼げるのか・・・と不安になる

結果が出ないから焦る、出ても数十円とかが続きモチベーションが保てなくなる

なんのためにやってるのか分からなくなる

(好きなこと書いてれば別なのだが…)

やっぱり無理

放置

 

こうなるように仕組まれています。

 

もし10円でも稼げたら第一歩です。

自分のやったことに価値が出ている、ということです。

検索エンジンからの評価の意味をもう一度考える 

「取引が成立して握手を交わすサラリーマン」[モデル:ひろゆき  紳さん]

ブログを趣味で始めるなら別ですが、お金を稼ぐ為にやるならそれは起業であり、それは「事業」になってきます。

(事業とは、営利目的でやる経済活動らしいです)

 

ブログでお金を稼ぐということは、シンプルに「読まれる記事を書くことが仕事」になります。

 

仕事=記事を書くこと(提供するもの)

人=サイト(評価、信用)

 

オープンしたばかりのラーメン屋

その日の気まぐれで運営してたら、店はもちろん経営者も信用してもらえないのと同じですね。

 

もちろん、たまに休むのはいいと思います。

きちんと認知されてから休んでも、またきてくれる可能性は高いです。

一度評価されたものは、ある程度までは信用性があります。

 

「必要なのは、評価されるまで続ける忍耐

 

お金が目的だとお金を稼げないと、あっさりやめてしまうのです。

 

ブログは事業立ち上げで1円もお金を使ってないので、簡単にやめれてしまいます。

 

そこで、やる気はさておき、好きならまだ続けれる可能性はあるんですね。

お金はさておき、まずは「好きなことを書こうよ」と。

 

継続→評価(グーグル)→継続→信頼(お客)→継続→ようやく少額のお金

 

自分の経験上、こんなイメージです。

改めて見ると、半年間は時間に見合う金額が稼げないので、お金だけが目的ではとても続けれない作業だと分かります。

 

毎日1記事で、正しいやり方で最低1000文字以上を続けるわけですが、好きなことじゃなければ、記事を書くことは最初は相当きつい作業になります。

 

ちなみに、私は好きなこと書いてるにも関わらず、3日に1記事レベルでした。

好きなことを書いてても、継続すること、はとても難しいと痛感しました。

というか、一回挫折しましたし。

お金を稼げる記事は書いていて辛くなる

「小銭をかき集める金欠の男性」[モデル:藤沢篤]

お金を稼ぐ記事と言うのは、基本的にアクセスを産む記事。

「読む人が悩みを解決したり、得すること」

こういった需要がある記事を書かないといけません。

 

言ってしまえば「手軽に書けない」のがお金を稼ぐ記事になってきます。

 

リサーチはもちろん、自分が売りたいものの知識が必要で、1記事に何十時間かけて添削したり、写真入れたりと非常に手間がかかります。

 

自分が大好きなテーマであれば楽しく書けるのですが、そうでなければ数記事も書けば辛くなってきますね(書いてて辛くなってきた)

自分が何者であるのかを知る

「自分の姿にうっとりするエト牛」[モデル:古性のっち]

自分が好きじゃないことを書くこと、これは辛くなるのは当然です。

 

逆に言えば、自分が好きじゃない、興味もないことを書いていて、それを読む人が楽しいでしょうか?(いや、楽しかったらごめん)

 

芸能人が好きでもないのに、芸能人のスキャンダルを書いてて楽しいでしょうか。

なんでこんなこと書いて、しかも稼げないとか最悪じゃん、ってなりますよね。

 

それがわからないと言う事は、

「自分が記事を書くことで、何を伝えたくて、自分もどうなりたいのかが分かってない状態」 

 

もちろん、お金が大好きならお金をテーマにした記事を書けばいいと思うんです。

お金を嫌いな人はいませんので、それはみんな読みたい記事なはずです。

 

それも含めて考えたいことは、 

「どういった記事を書けば、自分の充実はもちろん、自分も成長できるのか」

それを考えることが、ブログを書き続けれることに繋がります。

継続さえすれば、雑記でも全然良い

「色々な絵筆」

もちろん、世に対して色々と興味があれば「雑記」を書くのもオススメです。

(雑記とは、テーマを縛らずに好きなことを書く記事)

 

専門性で絞れば、そのテーマに関しては信用性がありますが、雑記で自由なテーマで書く代わりに、継続性を優先して結果を出す人はたくさんいます。

 

「自分が書きたいことを考えることは、自分が好きなものは何かを改めて認識すること」

 

ネタはそこら中に転がってます。

でも、書くのはしんどかったりします。

 

「ブログを通して自分を知ることができる」

そこに時間と手間をかけることは、人生でとても意味があることだと思ってます。

まず自分が好きなことを、とことん書く

「Macbook でタイピングするエンジニアの手元」

自分が書きたいことが、読む人にとっても有益になればベストですが、なかなか最初からそんな記事は難しいです。

逆にそればかり気にしてたら、ブログは書けなくなってしまいます。

それでは本末転倒。

 

私もブログを書き始めた時、自分の使ってるシンセサイザーのメモとか良い部分、好きな部分を書いてました。

 

一般的に考えたらそれほとんど需要はないんですよね。

 

でも、もしそれがもう少し上手に書けて読みやすかったら、そのシンセが好きな世の中の10人くらいは読んでくれる人がいると思うんです。

そんな願いを込めて書いたり

 

よく言われるのが、

1人にでも響く記事を書くことが大事。

それが出来なければ、それ以上に届けることはできない

 

どれだけ下手な文章でも、

自分がそれを好き、という想いだけは記事に込める

 

それだけでも、偶然記事を読む人に届くかもしれないんですね。

初心者と上級ライターの違い

「机上のビックデータを分析する女性社員」[モデル:大川竜弥 Lala]

ライターは文章を書いてお金をもらうという仕事ですが、培った経験と知識で文章をスラスラと書いていきます。

一方で、ブログ初心者がそれを目指しても当然お金は稼げません。

 

経験がぜんぜん違うからですね。

 

ブログはまず続けることが大事で、それは文章を書くことが好きになるためです。

 

ブログ初心者がお金のために記事を書こうにも、そもそも文章を書くことが得意でなかったらその作業は苦痛でしかありません。

しかも苦痛なので、めちゃくちゃ時間もかかってしまいます。

 

普通にスラスラかけるようになれば、そこから自分の好き嫌いをある程度コントロールすることになっていきます。

しかし、私の経験上、それでもやはり好きじゃないと続けれません。

 

一番考えてはいけないことが

「これ、自分じゃなくても書けるから書いても意味ないな、って諦めること」

 

この考えは捨てましょう。

それを言ったら、プロ以外は説得力ないから全員ブログ書くな、という話で終わってしまいます。 

そんなつまらん世の中があるか!って

 

コピーせずにきちんと自分の言葉で書けば、まったく同じ記事なんてありません。

ブログもYOUTUBEもきっと同じ

「ロッカールームに戻ってもトレーニングを継続するスポーツ女子」[モデル:八木彩香]

YOUTUBEも収益発生の条件がありますし、ブログも評価が上がるまでは無収で継続しなければなりません。両方とも同じですね。

 

O「好きなことで、絶対にお金も稼ぎたい」

という人なら、鬼のような精神と更新で成功するかもしれません。

これは応援したいところですよね。

 

X「好きでもないけど、お金は稼ぎたい」

よほどコンテンツを持っているか演技でもできる人じゃないと、動画を作り続けるのは不可能だと思っています。

一部の鬼才か経験者、プロだけかも。

 

何をやるにも数や時間は必要で、工夫や分析、改善が求められます。

終わりに 

何かを発信していく上で最強なのは「地道な継続」ですね。

それには、やはり自分が好きなことをとことん書くことが良いと思います。