ゲーム音楽の巣

フリー音楽素材サイト「音の園」の管理者及び作曲者。このブログではキーボーディスト、ゲームミュージックの作曲を中心に音楽雑記を書いています。健康第一。

【作曲】独りが好き?『DTM向きな性格』を考えてみる

今日も寂しくぼっち飯

「先輩・・・またひとりで飯食ってんすか?」「うっさい、ほっとけ」

DTMによる作曲、トラックメイキングは孤独な作業。

バンドでセッションして、みんなで力を合わせて曲を作ったりアレンジしたりと、そういうやり方がひどく懐かしいなと思うこの頃です。

スケジュール調整して、移動して、時間を合わせて集まって何かやるのは楽しい反面、とてもめんどくさいのも事実。

当初はそんなことも考えてましたが、やはりひとりでずっと悩みながら曲を作ってると・・・・楽ぁ〜のしぃ〜ww 

常々、そんな少し変わった人間野郎がDTMに向いていると思うんですよね〜

いやーどんどん友達減りますわ、ってかいないっす

目次

DTMは孤独な作業?

部屋の隅っこで独り寂しく寝落ちする男性

はいそうです。友達あんまりいない人推奨。

言うなれば、ひとり大好きマンで、ひたすら部屋に閉じこもってあれやこれや考えることが好きな人は向いてると思います。まぁ別に外に出てもいいんですが。

DTMって作曲をしてるわけなんですが、作ってる曲って結局は自分が作りたいもの、表現したいものなんです。

だから何か相談しようにも、結局最後は自分で決めることだったりするのであんまり相談にもなってないんですね。

というか、何かアドバイスされたとしても、それが正しいか間違っているかは自分が判断することです。

作曲に限ったことじゃないですけど、一人で調べたり試したり解決したりするのが出来る人は続くかも。

全てを自分でコントロール出来る反面、全部自分で考えなきゃいけないので自分との戦いになってきます。

スカイプで話しながらも面白い

はい、先ほど言われたお金を振り込みました。

「おい武、なんかリズムがずれとるんじゃがどうやったら直せるんだべ?」

友達とスカイプでもしながら曲を作れる人は楽しく曲作り出来るかもしれません。

というのも、音楽を出来る人、出来ない人に関わらず、もうひとり誰かがいる雰囲気の中でのDTMはモチベーションが上がります。

私もたまにやりますが、自分でも気づかないようなアドバイスをくれる場合もあって刺激的です。

「なんかその音ダサくない?」って

結果的に音がダサいんじゃなくて、弾き方のニュアンスがダサいって話になったりするんですが、試行錯誤してくと意外な結末になったりします。そしてクオリティも上がると。

「そのフレーズかっこいいね」

そんな言葉がスピーカーの奥から聞こえてきたらテンション上がりますよね?

よーわからんけどなんか自信出てきたーって。

いや、この記事書いてて改めて思うけど、そんなん楽しすぎるやん。

ぜひ、休みの日が合ったらスカイプしながら曲作りだ。

相手が音を扱う作業をしない人、ってのが理想。

修正が好きな人

細かい半田作業をしたいからと言って高温部を直に触ると皮膚が溶けます

「ここかよ・・・このクソ音が原因だったか・・・」

DTMは色々な作業がありますが、完成に向かうにつれて細かい部分を修正、チューンナップする作業がほとんどを占めていきます。

そういう細かい微調整が好きだと楽しいかもしれません。

例えば、完成に向けて音の長さを揃えたり、ベロシティを突き詰めたり、もはやアレンジが終わった後のそういった行動はただの作業です。

もちろん、曲の作り方は人それぞれですが、細かい部分を気にしてそれを直すのが好きだと苦痛ではないと思います。

性格によってやり方や管理が違う

仕事を投げ出したエンジニアの席

「触ンじゃねーぞ、俺しかわからんから」

プロジェクトを開くとよー分かるんですよ。

なんかトラックごとに、リージョンごとにきちんとカラー分けしていつ撮られてもインスタに載せれるんじゃないかってくらいイカした作業画面の人。

俺みたいに「いや、そんなカラー分けせずとも俺が分かってれば問題ない」って人。

そういう人はデフォルトカラーで、トラック名も「ぴあの高音」「スト1」「シュワ〜」とかってなってない?

まぁバンドの歌物とか長い曲を作る場合であればきちんと整理して作業するべきですが、曲数が多くなってきたり、1分〜2分くらいのBGMだとそこまでする必要ないな、ってなってきました最近 (いや、ちゃんとやってますよ?)

こういうのは本当にそいつの性格が出ますよね。

俺のプロジェクトは見ないで!!

空間をシェアしている雰囲気を作る

心と時間に余裕を持ち、コワーキングカフェで開発合宿を行うノマドワーカーたち

「ひとりじゃないって、なんかいいかも」

先程とは逆に、スカイプを繋げたまま話さずに「一応向こうに友達がおる」っていう雰囲気も結構捗ります。

話さないならスカイプする意味ねーじゃん、一人で集中して曲作れ!って思いますが、気の知れた仲の人と繋がってるだけでも全く一人の空間とまた違う感じです。

話しながらとかふざけるな、って声も当然あるとは思いますが、DTMはとにかく手を動かすことや、やり始めることが大事だったりするので、そういうきっかけに使えるなら意味あるんですよね。まず発車しようぜ

モチベーションも上がりますし。

当然ですが、作る曲の内容によっては集中など出来るはずもない曲もあるので、その辺は使い分けですね。

終わりに

やり方は人それぞれですが、一人で集中したい人は多いと思いますし、真剣な作業ならなおさらです。

でもDTMやってる人全員がそんな緊迫した中で曲作っているわけでもありません。

何気なく弾いたフレーズ

「あ、そのフレーズいいね〜」

そういうのがきっかけでいい曲が生まれることもあるのです。

独りが好きな人、たまには誰かと話しながらやるのもいいかもしれません。

人に聴かれているといつもと違うフレーズ出てくるかも?