管理人 | 本田遼 |
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開設 |
2012年 |
BGM |
約101曲、ジングル約51曲 |
効果音 | 約1100ファイル以上 |
商用利用 | 著作表記すれば無料 |
著作表記 | 必須 |
素材加工 | OK |
使用報告 | 任意 |
配布形式 | MP3 |
ジャンル |
ポップス、オーケストラ、アンビエント、ピアノ、アコースティック |
オススメ用途 |
サウンドノベル、動画、TV、ラジオ |
(2015年12月現在のデータです)
Music is VFR とは
サウンドクリエイターの本田遼さんが運営する音楽素材サイト。まだ最近開設されたばかりのサイトですが素材数が充実しています。BGMもかなりの曲数がありますが、もっと充実しているのは効果音の数。他の効果音の素材屋さんと用意の仕方が違うのでBGMやジングルなど含めて紹介していきたいと思います!
サイトの特徴
見ての通りとてもシンプルです。サイトのコンセプトがハッキリしているからでしょうね。音楽素材を配布する為だけに特化したサイトであるのが伝わってきます。改めて思うんですが、曲を視聴する時の雰囲気って大事ですね。どんなデザインのサイトでBGMを聴くかで曲の印象も変わるんです。Music is VFR の落ち着いた白黒のデザインが、まるで画廊で音楽を聴いているような気分にさせてくれます。
インターフェースがとっても分かりやすい。シンプル中の中のシンプルでとにかく見やすい!
素材の利用の仕方
- 利用報告は任意
- 著作表記は必須
- 加工はOK
- コンテンツの制限は一切なし
- 商用利用は著作表記すれば無料
詳しくはこちらの利用規約をご覧ください。
曲の特徴
本田さんの作る曲はサイトのデザインと同様にパッと聴いた感じではとってもシンプルなんです。しかし、その裏にはシンセを上手く重ねた曲が多く、一つ一つの音が上手く聴こえるべき部分でしっかり抜けて聴こえてくるという、なんとも絶妙なバランス。そういったアンビエント系や裏方のBGMは非常に良い雰囲気が出ています。
カテゴリー
Music is VFR のカテゴリーは BGM、ジングル、 効果音の3つから構成されており、数ある音楽素材サイトの中でも、この3つの素材数が非常にバランスのとれたものとなっています。一番充実しているのは効果音であり、これがなかなかユーザーにとって嬉しい用意の仕方をしてくれているんですね〜。
左のサイドバーからカテゴリーを選択すると右側の情報が切り替わる。ハイライトされるので何のカテゴリーを選択しているかが分かるのが良い
BGM素材
BGMは全部で15カテゴリーから成り立っています。見ていただくと分かるんですが、ポップス、オーケストラ、ロックといった、音楽ジャンルで分けられています。エレクトロニカ、ソウル、アンビエントのカテゴリーの曲が非常に良い雰囲気のものが多いですよ!シンセを使った表現が超上手い。サウンドノベルの日常シーン、緊迫シーンなどで使えそうな曲が多いです。
シンセサイザーの音色変化を上手く使った曲が多い。曲が使えそうな場面がすぐに思い浮かぶのがGOOD!この曲はかなりオススメ
優れたインターフェース
Music is VFR のインタフェースはかなり今時のものを使用していますね。キーワード、主な楽器、再生、音量、ダウンロードと必要なものが集約していて見やすいと思います。
すごく分かりやすいデザインですね。必要な情報がパッとで分かるのがGOOD
さらに、「詳細を開く」をクリックすると下のようにウィンドウが開きます。
作成日、更新日、ジャンル、BPM(テンポ)とコメントまで一覧できます。これは便利!
オススメ曲の紹介
青い星(ソウル)
夜空の下でのシーンに使えそうです。シンセとベースレスなサウンドが夜の雰囲気を出してますね♪
曇りのち雨(ソウル)
「また、操作が行き詰まってしまった・・・」と言った、状況が前に進まない場面で使えそう。不穏なコードワークがそれを表現している。やはりシンセが活躍♪
The Dark Eternal Night(アンビエント)
不吉な雰囲気。ハープのアルペジオの雰囲気が良く、RPGのダンジョンでも使えそう♪
地下研究所(アンビエント)
曲名通りです。「やばい場所に来てしまった・・・」といった場面で使えそう♪
夢想(アンビエント)
どこか、夢の中を彷徨っているような現実から遠い場面。神秘的な雰囲気も持っており、雰囲気的には暗くも、明るくもならずを繰り返す♪
残像の比喩(アンビエント)
「禁忌の領域へ足を踏み入れてしまった」といった場面。水の環境音もあるので、これは神秘的な洞窟な場面ですかな♪
社会派ドキュメンタリー06(ドキュメンタリー)
めっちゃ不吉で不穏な雰囲気が出ている。基本的にこのカテゴリーの曲は全部サウンドノベルの「推理中」「ヤバい状況」みたいなシーンで使えそうだ♪
ジングル素材
ジングル素材は基本的に秒数でカテゴライズされているが、ジングルの方向性としてはどれもラジオ向きのモノが多い。番組やコーナーの節目に入れれば効果が期待出来そうな素材が多いのでチェックしてみてほしい。
クオリティは間違いなく高いので用途がマッチするなら絶対にオススメ!
効果音素材
効果音素材は前述した通り1000ファイルを超えますので、非常に管理も大変だと思いますが、当然、探すこちら側も大変(笑)しかし、そこでこのサイトのインターフェースが活躍してます。
まず左のサイドバーより効果音の「武器•攻撃」カテゴリーをクリック
すると、BGMカテゴリーとは違いさらにカテゴリーが選択できます。
「打撃」を選択しました。すると右側が表示されます。打撃05を見てみましょう。
複数のパターンが用意された効果音素材
私がMusic is VFR の効果音でオススメしたい部分がこの複数のパターンが用意されている点ですね。例えば、こちらの打撃05の「詳細を開く」をクリックすると、開いたウィンドウから異なるファイルが6つ用意されているのが確認出来ます。さらにファイル数の隣にその内約が示されています。打撃音の回数違いと、エフェクトの有無(リバーブ)が収録されています。
例えば必殺技を使う場合、打撃音が複数鳴るパターンの素材が欲しければ、一回鳴る効果音を手に入れて、自分で重ねて編集したりする必要が出てきます。そういった手間を省けるニーズに対応しているところが嬉しいですね。もちろん、もっと凝った組み合わせにしたい場合は自分で編集する必要がありますが、このちょっとしたパターンが複数用意されているのは実用性があると思います。
音量バーのアイコンをクリックすると、複数のパターンを持つ曲はこのように表示される。何よりインターフェースがスムーズなので、どんどん視聴できるのが嬉しい
他にも膨大な種類、パターンの効果音が用意されていますので、是非サイトへ訪れて探しまくってくださいね!
作曲依頼
Music is VFR では現在は多忙の為、依頼を受付していないようですが、短い音声編集などは対応している模様。いずれ再開するかもしれませんので、オリジナルの素材が欲しい方は、是非サイトの状況をチェックしましょう!
RPGツクールでの使用について
Music is VFR の素材は全て MP3 ですので、ツクール上でキレイにループさせるには OGG に変換してループタグを埋め込む必要があります。それらについてはこちらに簡単にまとめましたので参照してください。
最後に
丁寧に作られた素材はどれも聴いていて心地よいですね。Music is VFR のBGMはお洒落な感じや、雰囲気重視のモノが多いので「サウンドノベル」にオススメしたいです!ラウンジで流れていそうなピアノ曲も多いので是非除いて見てください。