今年の1月に大枚叩いて購入した我が iMac ですが、先月末よりスリープを放置すると画面が暗くなり、操作不能になる、という症状が発生しました。
初期症状はもっとひどく、勝手に電源が落ち、再起動を繰り返す、という謎のポルターガイスト現象を繰り返していましたが、それを放置していたら、今度は100%スリープから復帰しない状態。
ぶっちゃけ40万近くしたので保証期間ギリギリで症状が発覚したのは不幸中の幸いでした。
目次
スリープから復帰しない
私の iMac は、5分でスリープになるように設定していたのですが、スリープすると画面が真っ暗になり、普通ならマウスやキーボードを触ると作業中の画面に戻ってくるのですが、それが無反応。
どうにもならないので電源ボタンを長押しします。
すると電源が落ちます (あ、まだ電源が落ちてたわけではなかったんだね) で、もう一度電源ボタンを押すとジャーン! と立ち上がります。
作業を中断→五分経過→スリープ→画面真っ暗(操作不能) →電源ボタン長押し(電源が落ちる)→電源ボタン(立ち上がる)
こんな感じです。
ネットで調べて、PRAMクリア、SMCリセットをするも症状は改善されません。
画面が2分割され停止
スリーブの復旧をしないまま放置すると、一定の確率でこの画面になってました。
上記のカラーはイエロー系なのですが、ディープグリーン系、モノクロ系、などとランダムで色違いで操作不能の状態になっていました。
合わせてこの二つの症状を Apple 伝えます。
Apple のチャットサポートを使う
Apple では電話やチャットのサービスが使えますが、電話はちょっと面倒なのでチャットを使ってサポートマンとやりとりしました。
マシンのシリアルナンバーを入力すれば基本情報は伝わるので、あとは症状を伝えていきます。
すると丁寧に、的確に返信がきます。
試した作業を説明してそれでも改善されなかったことを伝えると修理する方向で話が進みます。
個人情報とかプライバシーってどうなの?
修理の手続きを進めるにあたって、個人情報を教えてくださいと返信がきます。
名前
住所
電話番号
メールアドレス
集荷希望日
集荷希望時間帯
ハードディスクの容量
メモリの容量
OSのバージョン
管理者アカウント名
パスワード
上記の情報を教えてください、と言われるのですが、土壇場でアカウントとパスワードを伝えるのはどうなんだ? ってなるんですね。
もちろん Apple がそんな個人情報を何かに使うといったことが起きたら大変なことなのでありえないとは思うのですが、それでもやはり抵抗がありました。
チャットを放置すると自動で終了してしまうので、この場合どうするのか調べながらちまちま個人情報を一項目ずつ送ってました。
調べたら Mac に限らず同じように考えている人はいまして、、、どんなパソコンのどんな修理にしても、立会いならともかくよくわからん業者へ預ける場合も絶対不安。
ですが Apple です。預けるのも Mac です。まぁだ丈夫だろうと。
修理マンも仕事なので、いちいちそんな個人情報がどうたらとか、んなことしている暇もないだろうと。
で、正直にサポートに伝えると、
個人情報を伝えることに抵抗がある気持ちはとても分かるので、もう一つ管理アカウントを作っていただいて、そちらを教えていただく手もあります、と。
ただ、修理マンが今の状態での症状を再現できなければ意味がないので、なるべく今のアカウントとパスワードを教えていただけると幸い、とのこと。
そらそうですわ。
初期化はする可能性はあるとのことで、TimeMachine でバックアップをとって、アカウントとパスワードを伝えました。
修理がめちゃ早い!!
25日 修理の相談→バックアップ
26日 回収
27日 到着→修理→発送
28日 返還
回収からわずか3日で修理完了です。
ヤマト運輸が回収にくるのですが、Mac 入れる専用のケースを持ってきました。
まぁイメージ的にはこんなケースです。PA系の機器とか入れるようなキャスター付きのでかいケースをヤマトの配達員さんが持ってきました。
私「あ、Mac専用のケースなんですねソレ。
ヤマト「はい! 中にも専用の梱包資材が来てますのでこれで預からせていただきます!
私「こりゃ安心だわ。
本体だけ送ればいいとのことで、あっさり送りました。
修理の結果
本日 Mac が帰って来ましたが、初期化もされずデータも状態も送った時のままでした。
修理報告書を見ると、実は私が伝えた症状が再現できなかった、とのこと。
マジか・・・大丈夫なのか。
しかし、大まかにその症状に対して想定される要因になるであろう部品の交換をしました、と書いてありました。
パワーサプライ、パワーサプライケーブル、ロジックボードの交換、そしてびっくりしたのが、後述しますが、メモリの交換です。
はい、そしてしっかり治ってます。さすが!!
思わぬサプライズ「純正メモリへ無償で交換」された
Apple で Mac 買う人は分かると思いますが、メモリやハードディスクを純正オプションで容量追加するとめちゃ高くつくんですね。
で、今回買ったマシン、27インチはメモリを最大で 32GB にできるのですが、初期設定では 8GB です。
純正で 32GB にすると、プラス66,000円です。
アマゾンで5年保証の社外製が32GB (8GBx4) が4万ちょいで買えます。
で、それ買ってつけてたのでそのまま送ったんですね。
調べたら、社外製のメモリつけても保証対象外にはならない、って書いてあったので。
(確か Mac mini とかは厳しかったとかなんとか)
そしたら、テストツールでメモリにエラーが発生したので、これももしかしたら症状の要因と想定、純正メモリに交換しておきました。と。
社外製のものは取り外したものをお返しします。と。
純正メモリ 32GB (8GBx4) ゲット。^^
社外製も返送。
たまたまかもしれませんが、社外製のメモリつけて修理出したら、社外製メモリが症状の対象と判断された場合、純正に交換されて帰ってくるかもしれません。
わざとやるのはちょっとあれですが、同じ症状で同じ状態の方は参考までに・・・。
やっと色々な作業に移れる
今年はブラックフライデーで音源とプラグインをいくつか購入したのですが、マシンの調子が悪かったので修理に出してからインストールやオーサライズをしようと思ってたので、ようやく作業に移れそうです。
回収が27日になると、帰ってくるのが年明けの5日くらいになる、とのことで急いでバックアップをとって26日回収で送りました。
今年もあと少しですが、来年に向けて色々とデータやプロジェクトの整理をしようと思います。
ちなみに買ったものですが
WAVES Diamond
KOMPLETE U11 アップグレード (今U9です)
UVI World Suite
ですね。
楽天キャッシュとか溜まっていて、かなり安く済ませれました。
WAVES は私などが使うには到底オーバースペックですが、価格崩壊しているので WUP もあるので懸念しておりましたが、どちらにしてもゴールドやプラチナと価格差がないのでまぁいっかと。
わざと下位グレードにしておき、アップグレードで WUP を何回か回避するという手もあるようですが、来年の上位グレードへのアプデ価格も不明なので・・。
World Suite には少し期待していて楽しみです。
最後に
私事も交えて書いてしまいましたが、直って何よりです。
セルフで症状を解決してないので保証期間を過ぎている方にとってはあまり役に立たない記事で申し訳ないのですが、同じような症状でもPRAMクリアやSMCリセットで治ったという人もいます。
これを機会に、バックアップをとる、という基本的で当たり前な事をする意識が芽生えましたので、年末にちょっと得した気分です。