人工知能を用いてオリジナル楽曲を自動生成してくれるサービスがついに登場しました。
それが 「Jukedeck」 というサイトのオンラインサービスです。
(2015年12月7日に公開)
やり方は簡単「3つのキーワードを指定するだけ」
- 音楽のジャンル (ロック、アンビエント、エレクトロニカなど)
- ムード、フィーリング(DARK、ANGRY、SPARSEなど)
- 曲の再生時間
この3つを指定された枠内に打ち込むだけで自動でオリジナルの曲が生成されます。
(現在まだキーワードの数が少ないですが、今後増えていくようです)
早速ですが、自分好みでキーワードを選択し、曲を作ってみました。
聴いてみてください。
Bourdless Graffiti
- ジャンル/アンビエント
- ムード/SPARSE
- 時間/1:30
なかなか良い感じの雰囲気です。パターンは尽きないのでしょうかね?
アカウント登録でさらなる生成の幅が広がる
未登録でも曲は生成できますが、アカウント登録することにより生成した曲のダウンロードが可能になります。さらに細かいエディットが可能になります。
(ジャンルによってムードの種類が異なる )
(テンポは、SLOW、MIDEUM、FASTから選択でき、さらにBPMも微調整できます)
(楽器も各ジャンルによって異なる。これは面白い)
(ダウンロード後、生成した曲を掲載する場所へ必ず著作表記する必要がある)
料金プランは?
無料/月に5つまでダウンロード出来るようです。
他にも7ドル、22ドル、200ドルがあり、高ければ内容が充実していくようです。
しかしまだまだ現段階では無料で良さそうですね〜。
(SoundCloud や LANDR といったサービスに似ていますね)
jukedeckの制作者は?
イギリスのケン・ブリッジ大学出身のEd Rex氏、そして Patrick Stobbs 氏の両名を中心としたクリエイター集団で組織されたようですね。エンジニア、作曲家など、音楽に精通する者たちがサービスに携わっており、彼らは今後、間違いなく音楽サービスの新ジャンルを牽引していく存在になっていくでしょう。
最後に
このように作曲が出来ない人が、簡単にオリジナル曲を作って自分の動画やコンテンツに使用できるようになるというのは、多くの人が待ち望んでいたサービスと言えますね。しかもロイヤリティフリーなので、生成した曲は自由に使用できます。
現段階ではかなりの制限の中でのランダム生成であるため、ジャンルによってはクオリティにバラつきがありますが、今後はさらにオプションを追加し、バリエーションを増やして生成パターンに広がりを持たせていくようですね。
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