ゲーム音楽の巣

フリー音楽素材サイト「音の園」の管理者及び作曲者。このブログではキーボーディスト、ゲームミュージックの作曲を中心に音楽雑記を書いています。健康第一。

【作曲】たまには休め『休日を作る』と言う当たり前な話をする

「休み」のイラスト文字

DAW修行14日目

そろそろサボりぐせが出てきたが何のことはない。

むしろそれが人生だ。

人間らしくていいじゃないか。

 

「あ〜久々に宿に泊まったらあまりの気持ちよさに爆睡しちゃった〜」

「兄ちゃん、たまには休め。ノンストップは体に毒だからな。」

「よく考えたらずっと休んでなかったんですよ」

「そのうち死ぬぞ」

 

 

そう、サボると言うことが実は大事、と言う人間が忘れてはならない休息の話をする。

とんでもなく当たり前なことだから話は一瞬で終わると思うが覚悟してくれ。

adventar.org

さぁ休もう!

目次

基本何故か焦っている 

犬と寝る人のイラスト

「お休み」

休むと言うことについて。この価値観は人によって様々だと思う。

例えばこんな話がある。

 

私は若い頃、夜勤をやったり徹夜で課題をこなしたり練習したり、と言うことを普通のことと考えていた。

キーボードプレイヤーとして活動していた時、電車で1時間かけて専門学校に行っていた。

 

5-6 仮眠 (起きれないから廊下で寝る)

6-7 (行き電車で寝る)

7-9 (朝バイト)

9-22 (学校)

22-23 (電車帰り)

0-5 (夜勤バイト)

 

これの繰り返し。

週に二日くらい、夜勤がない日がある、というくらいで、行き帰りの電車で課題曲を聴きながら軽く採譜して、学校の開いた休憩時間や隙間時間に耳コピーしていた。

 

コレは学生の頃のスケジュールで、卒業して講師まがいなことをやっていた時は、夜勤はやめられたが、結局授業の準備のための資料作成やスケジュールを決めなくてはならない。

その上、各4-5ジャンルのアンサンブルの授業もありつつ、それとは別にほぼミスが許されないピアノとボーカルデュオの授業があった。

ボーカルはゴスペルとかR&Bを好むから、そういう複雑なコードの曲が多く、採譜に時間を取られてしまう。

それが4クラスあったので、私のガキンチョの精神は当時相当すり減っていた。

今思えば良い経験だったし、それでお仕事もいただけていたので感謝だったのだが、まぁプレイヤーというのは自分の経験でレパートリーが増えていかないと、基本的に新しい曲を採譜して、ほとんど初見で引く羽目になる。

譜面ガン見で集中力も使うから、神経がやられて、1日の終わりではほぼ確実に偏頭痛に襲われていた。

本当にバファリンをよく飲んでいた (怖い)

 

そういうのが好きな人はいいが、慣れるまではとにかくストレス。

演奏している時は楽しいので、頭痛が一時的に消えるんだ、恐ろしいことに。

コレが麻痺というやつか。ライブ中はスイッチ切り替わるんだよね。

 

そんな感じで軽く思い出したけど、まぁテスト間近になると曲数などは20曲とかになってくる。

譜面がないと死ぬから譜面は命の次に大事な感じだった。

 

こんな生活だったからオールする、なんてことは日常茶飯事。

しかしこれは実は子供の頃からのしつけの問題もあるのかもしれない。

と言うのも、ゲームをやって徹夜する、と言うのは小学生くらいから普通になっていたんだよね。

ドラクエやってて徹夜して学校行く、みたいな。

部屋で音量オフにしてやるわけだ。

 

だから徹夜は楽しくて、それが当たり前になっていた。

 

しかし、中には徹夜する、と言うことが「絶対に無理、ありえない」と言う人もいる。

そう言う人にその話をすると、意味不明、と言われる。

もちろん、寝るために逆算して終わらす、と言うタイプの人だと思う。

 

しかし、物理的に逆算しても徹夜しなければ絶対無理だろ、って時があった。

ぶっちゃけ、そういった調整も自分次第だが、とにかく断ることが怖かった頃の話。

断ったら2度と仕事こないな、とか、そんなんに怯えていた。

まぁ、結果的にそれがストレスになって、その仕事は続かなかったわけだ。

スケジュール管理

カレンダーを見て焦る人のイラスト(女性)

仕事のスケジュールというのは、ルーテインな本業しかやってなければ基本的には休みというものがある。

そしてだいたい予想通りの結果で1日が終わるから、何の問題もないんだ。

 

ただ、帰ってから自分の活動をする人がいる。そう、私みたいに。

そういった場合、本業で幾分消費した体力をさらに使って作曲やブログを書いたり、その他のことをしたりする。

フリーで好きな時間に自由に作っている時は問題ないが、時間にリミットがある場合はかなり焦る。

 

どれだけ時間があっても基本的に自分で筆を置かないと終わらないし、それが好きなことをやっている場合、基本的にアドレナリンぶひゃーーーーー!!!!だから、自分の体を酷使してしまっているんだ。

 

好きなことをやる場合、精神は麻痺している、面白いから限界まで目とか体が「もう無理だ」ってなるまでやっちゃうんだ。

精神面では麻痺して面白いけど、身体は完全に酷使してしまっている。

それは後から一気に来る。

 

若い頃はそれが普通で少し寝れば問題なかったが、目を使いすぎて目から軽い頭痛が発生した場合、2日寝ないと目が完全に回復しない。

ブルーカットのメガネをしないと目がやられる。肩にもくる。

 

だから「休め!」と自分に言い聞かせる。

そう、休み、サボるのは時には必要だと思っている。

終わりに

情けないことに、人間というのは予防できない生き物だ。

私は仕事は絶対休めないので、体調管理は常に万全にしている。

絶対に週に二日休める、という仕事ではないし、その発想で動いていない。だからマスクは常にしているし、薬も常備している。

 

これまで30年生きてきて、自分のパターンは把握している。

 

基本的に人間は体調を崩してからしか休む、という行為をしない。

本当に動けなくなってから強制で休む、という結果は、周りに迷惑をかけるし、いつまでもそれを悟らないと同じことの繰り返しになる。

本当に今までなったことがない病気であれば別だが、やはり年齢も考えて自分の体に敏感になり、予測しながら行動したい。

無理は出来るけど、リスクが伴う年齢になってきたのは間違いないから。

 

「明日はサボンじゃねーぞ兄ちゃん」

 

DAWの修行とは、自分の限界を知りつつ予測し、常に体調管理に備えることである。