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アイ「課長。
課長「うん、どうしたアイくん? 顔色が悪いぞ、大丈夫かね!?
アイ「実は悩みがあって・・・。
課長「言って見なさい。ワシはこう見えても「歩くダンディ図書館」だからな。
アイ「はぁ・・・私、作曲時の音源はハードシンセがメインなんです。しかもバリバリ弾きます。
課長「(えらい野性的な録音をしよるなこの娘) ほ〜珍しいね、最近の子はみんなソフトシンセ中心だから君みたいなタイプは貴重だと思うが・・・で、それがどうしたのかね?
アイ「単刀直入に言います、オーディオインターフェースのインプット数が足りないんです!!
課長「なんだと? アイ君、君一体何台ハードシンセを使ってるのかね?汗
アイ「今メインで使っているのは4台です。
課長「いやキミ、女子で4台は使い過ぎだろ・・・もう少し可愛く1台とか・・・
アイ「だってアナログシンセやハードシンセの音は代え難いんですよ!!
課長「・・・うむ、それは分かる。
アイ「で、やっぱりステレオでも4チャン、せめて3チャン以上は欲しいんですけど、何かオススメの機種はありますか?
課長「まぁ単純に利便性でいくなら高くてもインプット数の多いオーディオインターフェースを買うべきだな。
ワシがオススメするのは「Roland OCTA-CAPTURE UA-1010」 だ。ステレオで4台繋げれるぞ。その他にも素晴らしい機能が盛りだくさんだ。
アイ「良いですねそれ! でも、お給料が少ないので・・・お高いんですか??
課長「君、給料が少ないって・・・うーん、まぁ6万くらいだね。ただ発売してからかなり経つけど未だ売れてるからね、良い製品だよ。
アイ「なるほど…でも高いです!! 他に方法はないんですか??
課長「まぁめんどくさいが…省エネでいくなら録音するたびに録音するシンセを繋げ直すかだな。考えただけで吐きそうだが・・・。
アイ「実は今そのやり方でやってるんですけどイライラしちゃって、つい昨日ムカーっと来てシンセ投げたらパソコンの画面が割れちゃったんです・・・。
・・・。
課長「・・・まぁ、仮にその話が本当だとしてもだ…機材投げるってキミあかんよそれは。まぁウソだろうけど…
アイ「実話です!! ホントに画面割れてます!! 見ますか⁉︎
課長「いや見せるな見せるな・・・なら「ミキサーを買う」ってのは?
アイ「あの〜課長…わたしは別にバナナジュースが飲みたいわけじゃないんですよ・・・?
課長「この話の流れでバナナがどうとか言われるとは思わなかったよ、キミ最高だね。
冗談はさておき、ミキサーのアウトからオーディオインターフェースのインプットへステレオで繋ぎ、ミキサーのインプットに4台のハードシンセを繋げれば解決じゃないか?
アイ「さっすが課長、それいいかも!
課長「ミキサーならまぁベリンガーあたりでいいだろう、1002Bが安くてオススメだな。
アイ「いいですねコレ! さっそく注文してみます!
課長「あ〜ところでアイくん、今日締め切りの曲上がってるかね?
アイ「まさかこの話の流れでそれ言われると思わなかったです、課長。
課長「アイ君・・・どういうことかね?
アイ「いやほら、さっき画面割っちゃったって言ったじゃないですか。
課長「まぁ、仮にだ、もし仮にそれが本当だとしても、それはキミん家のPCの話だろ・・・・え、まさか!?
アイ「あらやだ、ここの事務所のPCですよ、本当に本当にすみません課長!!
課長「き、、、キミ・・・・ (ワナワナ)
というわけで、DTM でハードシンセをたくさん使いたい鍵盤弾きさん、複数のハードシンセを同時にオーディオ録音したい人、ミキサーを使うか、インプットの入力が多いオーディオインターフェースを買うのがオススメです◎
OCTA-CAPTURE はINの入力数が多いと言っても、フルで使うならフロントと背後にさす必要はあるのでかさばります。なのでオーディオインターフェースとしての性能を考慮しなければ、とりあえずミキサーでもいいと思います。
追記:さらに OCTA-CAPTURE よりも安い4IN のオーディオインターフェースを見つけました。
サウンドハウスが一番安く取り扱っています。評価も高いのでおすすめ。
今使っている、2IN のもので入力したい場合はミキサーがオススメですが、ノブやフェーダーなど自分が使いやすいタイプを選ぶと良いです。
どちらにしても、ミキサーは複数のハードシンセを管理する上でもあると超便利なのでと併用するといいですね。