ジェラールの初陣も達成し「封印の地」より帰還するレオン御一行。緑が鮮やかな美しいグラフィックに変貌を遂げた帝国「アバロン」へと足を踏み入れる。美麗なグラフィックに対し、兵士のグラフィックレベルに少し違和感あるのだが・・・。
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帝国アバロン
城下町のメインストリートを歩きながら宮殿へ向かう。街の子供たちが皇帝に付いてくるのはご愛嬌。ちなみに子供達は最終皇帝になった時に話しかけると良いものをくれるので覚えておきたい。
レオンのもう一人の息子である長男の「皇子ヴィクトール」が皇帝無きアバロンを守っていた。
※別名「お留守番」
弟思いの兄ヴィクトールは、レオン達が帰還するや否や、弟ジェラールの心配をする。
「適材適所って言葉を知っているかオヤジ。やっぱりジェラールは戦いより学問だって。無理に戦闘に連れて行けばいつかは死ぬ事になる・・・戦いには「大剣」が得意な俺をぜひ連れて行けよ」と懇願するヴィクトール。
だがしかし・・・
「まぁ落ち着けヴィクトール。今の時代、学問だけ出来たところで人は付いてこぬ。戦う強さをも身につけてこそ、真のアバロンを統率していく存在となるのだ」
まぁそんな事みじんも言ってないが、あくまで「バランス重視型」という考えを持つレオン。
ヴィクトールの将来の片腕としての視野をも見据えており、学問だけでなく戦闘面においてのバランスをも吟味している。その上で、文武それぞれの能力を引き上げようとする愛のスパルタ教育。だがレオンよりヴィクトールの方が強いんだ実際は。
兄に心配かけまいと強がるジェラール。
実は「全然大丈夫じゃない」んだが・・・。
戦いに対して超テキトーで楽観的な考えを持っていることがこの後判明する。
そうこう話をしていると、近日しょっちゅう宮殿に通ってくる魔導士がレオンに謁見を望んでいると報告が入る。
「女魔導士」と聞いていたので、相当な年寄り女だと勝手に想像していたレオン。
皇帝は忙しいので、普通ならもちろん、年寄りに用はない。
だが・・・
女魔導士が若くて年寄りでは無いことが判明した途端「おまえ達は下がってよいぞ」と息子達を部屋から追い出すレオン。この後、一体何をするつもりなのか・・・。
部屋を追い出されたヴィクトールとジェラール。レオンたちがよろしくやっている間、宮殿内を散歩することに。
暫くの間、謁見の間は立ち入り禁止。
ヒマになったジェラールは謁見の間を降り、各帝国兵達が待機する部屋へ遊びがてら訪れる。だがみんなジェラールの事が心配で全く遊んでくれない。それどころか親身になって「戦いのアドバイス」をするのだが・・・
最初から諦めている。まぁ百歩譲って自分の能力を熟知しているとも言えるか・・・。レオンがいるうちはまだまだ考えが甘いのだろう。これではジェラールを守るジェイムズ、テレーズ、ベアが報われない。
戦いのアドバイスをする兵士たちへ、学問で鍛えた知力を駆使し、次々と言い訳をする。
ジェラール「ヘンリー私は弓は使えないよ。あれ、言ってなかった?」
ヘンリー「そうでしたすみません。ジェラール様は「何も」使えなかったんでした忘れてました。」
ジェラール「分かってくれたかヘンリー、いつも素早い理解、助かるよ。」
ヘンリー「・・・。」
逆らえないと同時に諦めたヘンリー。
全ての武器レベルが「0」の状態であるジェラールは好き嫌いが激しい。
「俺の探している武器はコレじゃない」と自分にとって適正な武器を探すジェラール。
次に宮廷魔術師エメラルドが、ジェラールに術について尋ねる。しかしここでジェラールが爆弾発言をする。
エメラルド「ジェラール様、術は使っておいでですか?」
ジェラール「うむ・・・エメラルド、私は術は使えないんだ。だが魔術には興味がある、スカートめくりとかね。良かったら教えてくれないか?」
エメラルド「スカートめくりですか・・・無理です。ですが火術なら・・・
ファイアーボールを覚えた!!
ジェラール「そうか!ファイアーボールの爆風でスカートを・・・これは・・・使えるな。
得意の知力を駆使し、即座に自分の得意な武器と新たな目標を見つけた第2皇子。これからは「火の玉皇子」として生きていく。
エメラルド「お気に召されたようで何よりです。術は使わないと成長しませんよ。
ジェラール「ありがとうエメラルド。一刻も早く爆風が起こせるよう鍛えてみせるよ。
エメラルド「・・・。
謁見が終わり、ソーモンの「クジンシー」という奴が危ないやつだと言う助言をした女魔導士。一応は真面目な話だった模様。
クジンシーは七英雄の一人であり、今作のメインボスの一人。ヤツが使用する「魔剣ソウルスティール」は、対象者の生命力を全て奪う反則技。
だがこの時点のレオンの認識では
「隣町で暴れん坊が騒いでいるが、だからそれがどうした? あんなヤツほうっておけ」
七英雄クジンシーが、レオン皇帝一族の人生全てをむちゃくちゃくにする存在になろうとは、この時誰一人知る由もない。
帝国記
今回のリメイク版からステータス画面に新機能「帝国記」が追加された。
これは、物語やイベントの進行状況を確認出来る頼もしい機能で、順番に選択していくとそれぞれの地域別に発生するイベントを確認する事が出来る便利なツール。
帝国記はストーリーのガイド的な役割もあるので、少し期間を空けてしまってからのコンティニュー時や、イベント資料としても重宝する。
では、早速「ウオッチマンの巣」へ向かう。
・・・が、その前に少し装備を整えておかねば。
アバロンでの買い物時は「お代を頂けませんっ!」と言われ、無料で買い物が出来る。
これはロマサガ2の醍醐味でもあり、主人公が皇帝ならではの特権なのだが、何十万クラウンというお金を操れる皇帝としてはぶっちゃけ大した金額ではない。
ここで問題が・・・ショップでの買い物時、店から出るのに「バツ」ボタンではなく「△」ボタンを押さないといけないのはどう考えても違和感がある。
ぶっちゃけ相当やりにくい。
何気に「万屋」と表示されているのが笑える。
ウオッチマンの巣
アバロン南東に位置するモンスターの巣窟、ウオッチマンの巣へ向かうレオンたち。ヴィクトールはまたお留守番。これが悲劇のお留守番になろうとは・・・。
ちなみに「ウォッチマン」だと思ってたが「ウオッチマン」だった模様・・・。知らなかった。
では次回は「ウオッチマンの巣」を攻略していきます。
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