ゲーム音楽の巣

フリー音楽素材サイト「音の園」の管理者及び作曲者。このブログではキーボーディスト、ゲームミュージックの作曲を中心に音楽雑記を書いています。健康第一。

【雑談】実店舗で楽器を買うと予算オーバーする可能性が高いという話

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まぁ楽器じゃなくても何でも同じなんですけど・・・。

この前楽器店に行きました。目的は気になってたピアノを試奏するためです。

で、どうせ行くのだから気になっていた電子ピアノを全部チェックしようと。

価格の安いものから高いもの、一通りの電子ピアノを触って良い点、悪い点をチェックして比較して行きます。

タッチ、強弱レンジ、スピーカーや和音の響き、材質、デザイン、操作性。

そこでふと思ったこと。

「今の時代、実店舗で買うとしたら何がメリットなんだろう」って。

今日はそんな雑談。

(あくまで雑談なので何かを解決する記事ではありません)

目次

ネットの利便性

ネットは調べると物知りさんがおすすめの製品をまとめてくれてたりします。

実際、本当に何も一から知らない人にとってそれはすごく助かると思うし、買う時の一つの軸になるんですね。

ネットは便利で最安店舗を探しやすいのですが、初期不良に当たった時など返品対応に柔軟な店舗を選択しておかないと面倒な手順を踏むリスクもあります。

返品に関してはアマゾンが一番オススメですが、RポイントやTポイントなど、ポイントバックなども考慮すると楽天市場やヤフーショッピングからの検索の方が有利な場合もあります。

また、実物が見れないデメリットもあり、よくあるのが実店舗でデザインやサウンド、操作性をチェックして、ネットで最安で買う、という方法です。

私も他の製品の購入時にもこの方法はよく使います。

ただ、ここで実物を実店舗に見にいくと予想外の展開になってしまうことが多いんですね〜。

勧められて買おうとしてたグレードよりも高いやつを勢いで買ってしまう、という。

4万くらいの買おうとしてたのに、10万のやつ買ってしまった、と。

店舗で買うメリットとデメリット

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店舗で買う時には店員さんに相談出来ることはもちろん、実際に気になる製品を触ってチェック出来るメリットがあります。

逆に、セールなどしていなければ価格がネットに比べて高いことが殆どですし、店員さんの知識に関しても当たり外れがあります (中にはトンチンカンなことをいう人もいる) 

それはいいとして、実際に触れる、という部分から生じるデメリットがあります。

それは「不必要に迷ってしまう」ということ。

私も実際最近久々に試奏してきたのですが、やはり視覚から来る物欲というのはものすごいものがあるんですね。欲しくなる。

ネットならスペックやコスパ重視だった価値観が一気にひっくり返される。

さらに、どうしても価格が安いものが高いものに比べて色々と劣っていることが分かります。これは当たり前な話ですが、いざ実店舗へ赴くと気になる点です。

その場に違う機種があるから比較できてしまう、んですね。

例えばPS4とPS4Pro の画質の違いなんて、シビアに画面を並べて比較しなきゃわからないじゃないですか、知らなかったら幸せになれるのに違うとわかると大差がなくても気になる。

「そういう気にしなくて良いことを気にしてしまうデメリット」

製品というのは、コスパが良ければ多少の優劣には目を潰れるものです。

特にネットだと比較的、必要不要、主にスペックからそれが割り出しやすいのですが、実際に見に行くとそのわずかな差を確認できた時に気になってしまいます。

私的には、まだ違いがわからない段階では「4万円前後の電子ピアノが初心者にとってオススメ」だと思っています。

andy-hiroyuki.hatenablog.com

ただどうしてもその隣に10万以上のものが置いてあり、実際に弾き比べが出来てしまう状況だと色々と差はあります。

当たり前ですが、高いから安いのよりも良いに決まってます。

ただ、それは、今知るべきことだったのか、と思うこともあるんです。

今の段階では重要ではないことに時間とお金をかけてしまうみたいな。

そこで「予算」をしっかりと決めておかないと、勢い余ってその高い方を選択してしまう可能性があります。

実店舗だと予算がブレる確率が高い

「こっちの方が良い」

それが分かってしまうと、人は大体もう気になってそっちしか見れなくなります。

私もしょっちゅう経験がありますが、その良い方を買っている自分、弾いている自分を想像し出したらま〜買ってしまうでしょう。

で、それは実際に見て触って自分がそちらが良いと思った、その分値段を追加してでも買いたいと思った、ならそれが正解じゃないか? と。

いや知らんがなw それは買った人のみぞ知ることです。

ただ、知らなければよかった未来、知ってしまった未来は当然ながら違います。

知らなくて良いタイミング

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やはり世の中「知らなくて良いタイミングは少なからずある」そう思います。

もしかすると、今のタイミングで知らなければ楽しめたり、安く済ませれたり、その範囲内で幸せになれることは色々あるのかもしれませんっていう。

もちろん、知らないと大損をすることもあるので難しい話なのですが。

人はたいてい、絶対に買えないようなレベルの価格帯は除外する思考を持っていますが、無理すればなんとか手がとどく価格に関しては、何かの勢い (間違い) やキッカケで無理に手に入れようとしてしまいます。

で、私の経験だとそういう入手の仕方をしたものはだいたい売ってしまう可能性も高い。もしくは使わなくなる、というパターン。

これはもちろん人によりますが、ワクワク度が買う前でガーーーーーっと急上昇して一気に冷めて行く感じでしょうか。

はい、私はよくあります。てかぶっちゃけそれのプロっす自分

でも、分かってても楽しいからこれ繰り返すんですねきっと。

いや冷めても使え、頑張って使え、合わないならさっさと売れ、次次。

けど何故か売ったら売ったでまた欲しくなるじゃないですか。なんなんですかあれ。

まぁその話はまた今度で。

最後に

はい、今回は予算オーバーしてしまう可能性の話でした。

他にも、やはり実店舗だと店員に相談した結果、ノルマ達成の為に予算オーバーの商品をゴリ押しされる、と言うケースもあるようなので注意が必要ですね (怖い)

売り買い自体は生活していく中で必ず発生する普遍的価値なので、悪い事でも何でもないから問題ないんですけど。

オークションはそんな人々の需要を組んだ素晴らしいサービスですし。

やっぱりそういう勢いあまってワクワクした時に買う、という「ワクワクドキドキ経験」を買っているのかな、とも思ってしまいます。

まあいずれ売る時は来るから人の勝手なので、私がとやかく言うことでもありませんが…やはり買わなきゃ分からないことが殆どなので仕方ありませんw

そんな雑談でした。

人は過ちを繰り返してはならないんですが、繰り返すんです。

いや、それは決して過ちではないと信じたい。

うーむ、永遠のテーマ。