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ゲーム音楽の巣

フリー音楽素材サイト「音の園」の管理者及び作曲者。このブログではキーボーディスト、ゲームミュージックの作曲を中心に音楽雑記を書いています。4月はバトル系の素材曲を作っています。健康第一。

【レビュー】TOSHIBA ハイレゾ対応『Aurex TY-AH1000』 の感想と評価

 

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最近ラジカセ型のCDプレーヤー「Aurex TY-AH1000」を購入しました。

今の時代でこういうのを買うのは正直「??」と思う方もいるかもしれませんが、今ではすっかり私の要求を満たしてくれる相棒として活躍しています。

驚いたのがこのデザインでミニコンポに匹敵するサウンドなので、まず音で迷っているならサウンドは間違いないと考えて良いです。

というわけで、結論から言って買って正解でしたので、Aurex が気になって検索から来られた方は本記事を参考にして頂ければ幸いです。

今日はこの製品の買うに至った経緯、感想を書いてみたいと思います。

目次

まずは参考動画を

動画は現在2つしかありませんでしたが、この動画で製品のディティールをバッチリ掴めるかと思います。

サウンドはこの動画では参考にならないので無視してください。実際はすごいです。

参考にして頂きたい部分はディスプレイなどの雰囲気ですね。

CDラジカセ型の再生環境が欲しかった

私は普段から DAW で「インストゥルメンタル (楽器だけの曲)」を作曲しているのですが、日頃から音楽を聴く楽しみ方は広いほうが良いと思っています。

普段は使用している PC である iMac の内蔵スピーカー、そしてモニタースピーカー 、iPhone、車、イヤフォンと主に5つの環境で、作った曲の鳴り方を確認しています。

ただ音楽は再生環境によって音質やキャラクターなどが左右されるので、好き嫌いが結構別れると思います。人によっては一定の基準を持っており、それ以下か以上かで音質の評価をする人も少なくありません。

私はその考えとは全く逆で、それぞれの再生環境を楽しむことが多いです。

スーパーやコンビニの低音域の無いシャーシャーなスピーカー音もその場で聴くには十分、スマホの内蔵スピーカーは画面と近くて没入感があります。

車内や屋外でイヤフォンで聴くのも程よく雑音が混じり良い感じです。

このCDラジカセのような一体型スピーカーでも、この媒体ならではの音量、質感、キャラクターを楽しんでおり、Bluetooth で再生でき、なおかつ CD もセットしてすぐ聴ける、というのがグッドですね。

CD を買っても PC に入れ、圧縮し、スマホで再生、飛ばす、という聴き方になってしまうと買った CD 自体を取り出すことはもうありません。

そのようなことに少し寂しさを感じていました。

手間などを考えるとあり得ない、という人もいるかもしれませんが、このアナログな感じがまた良いのです。

買った経緯

本当に思いつきで「CDラジカセみたいなコンポ欲しいな」これが始まりです。

あとは前述したように、CD を直接再生して聴く機会を増やしたい、これも私の中では大きな理由でした。

そこで現行機種を調べると、もはや今の時代安いものから高いものまでハッキリと品質が分かれているんですね。とにかく安くて同じ機能で無個性なものが多いです。

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そもそもCDラジカセの需要は今の若い世代からしたら殆ど無いかもしれません。

スマホに慣れ親しんでいる身としては、Bluetooth 専用のスピーカーが便利で人気、そして安くて良い物がたくさんあります。

私も持っていますが、それもまた良いんですよね。

ただ超個人的な要望ですが、 CD が再生出来ない、というのをどうしてもクリアしたかったんです。CD と Bluetooth は必須です。

そこで音質も良くてそれらを満たしつつ、2万円くらいでないかな〜と探していたらこの製品に辿り着きました。

東芝 Aurex TX-AH1000

Aurex というブランドは全く知らなかったので、この界隈で東芝が力を入れて意欲的に作った製品と知って興味を持ちました。

スペシャルサイトまで用意してるくらいです。

aurex.jp

ハイレゾ対応で、商品説明からも音にとてもこだわっているのが伝わってきます。

量販店でもあまり置いているところはなく、探すのに苦労しました。 

量販店で試聴

早速 Bluetooth でリンクし試聴しましたが、他のコンポと明らかに違う音質。これは店頭の雑音を加味しても十分に分かる違いでした。

隣にケンウッドのほぼ同価格のものが置いてあり比較しましたが、低音と高音の鳴りと収まりが全く違うので自分の中では決定打でしたね。

ハイレゾが気になる

Aurex はハイレゾに対応していますが、最大の 192kHz/24bit には対応していないです。92kHz/24bit なので高音域がどれほど出せるのか気になりますね。

www.sony.jp

Amazonで購入

早速 Amazon で注文。

価格ドットコムで最安を狙うことも考えましたが、手軽に返品出来ないので不良品にあたった時のことを考えて Amazon にしました。

価格ドットコムに登録している店だと、不良品でもまともに対応してくれなくてメーカーに丸投げなので厄介なんですよね。

2000円ちょっとの差ですが、何か合ったときは Amazon の方が対応が早いです。

音に感動した、本当に良い音

音は素晴らしいの一言。これは納得。

抽象的な表現ですが「生きている音」そう感じました。躍動感溢れるサウンド。

実際に手元に届く前は量販店の雑音の中で聴いたイメージが強かったのですが、静かな部屋の中で鳴らしたら全く違う次元でしたね。このギャップも良かった。

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大げさではなく、非常にバランスの良いサウンド、飽きない音ですね。

EQ は FLAT、JAZZ、CLASSIC、POP、ROCK、の5種類から選べますが、私は CLASSIC が好みです。

ROCK も低音がブーストされて、気分転換で変えながら聴いています。

音に余裕がある

CDラジカセ型の一体型プレーヤーなのに「余裕で音が鳴っていること」が、聴く楽しさをプッシュしてくれます。「聴いていて楽しい音」そう感じたのは久々です。

作曲していると自分の作った曲は様々な再生環境で何度も聴くのですぐに違いが分かるのですが、とにかくこの Aurex は低音が自然なんですね。

曲の音圧にもよりますが、音量ボリューム値は「20〜23」あたりが一番イイ感じで音を聴かせてくれると感じました。

ボリューム値は重要で、一番スピーカーが力を発揮する適正な音量があると思っています。電子楽器でも、音が小さいと従来の音の良さの判別が出来ません。

ツィーター10Wx2、スピーカー15Wx2の合計50W。

低音、高音ともに余裕で鳴ってくれます。このサイズでこういう風に鳴ってくれるのは他にはなかなか無いんですよね。

作曲用のモニタースピーカーが一番良い音では? というのはちょっと軽率な判断で、このようなフットワークの軽い再生媒体の良さというのは一味違うんです。

寝っ転がりながら寝る前に部屋を暗くして聴くだけで、いつもの音は全然違う印象で聴こえるものなんですね。スマホともまた違った感覚。

シチュエーション、環境、自分の体調や気分次第で音は変わって聴こえます。

そういうことに敏感になり、音を楽しんでいきたいですね。

ディスプレイの雰囲気が良い

生きているサウンド、という表現をしましたが、それに一躍買っているのがディスプレイの上にあるレベルメーターです。輝度も強くてグッド。

サウンドの動きを視覚的に楽しませてくれます。

据え置き型のCDコンポでは普通に備わっている機能ですが、CDラジカセ型、という括りの中で考えると差別化を図っています。これは良い。

これが無かったら購入をためらったと思うので、こういう遊び心は人によっては重視するので大事なんですよね。

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ちょっと欠点としては、レベルメーター下のメインディスプレイの表示が少し暗め、ということですね。ただレベルメーターが結構光りますので、このバランスが結果的に丁度良いとも思えてきました。

ディスプレイの明るさは二段階で設定可能です。

このバックライトはそれぞれ、ブラック (暗) 〜ディープグリーン (明) のような感じですので、ブルーとかホワイトが良い、という方には暗いと感じてしまうと思います。

私も試聴の際に量販店の空間ではそう感じましたが、実際部屋で生活する明るさのなかで使用してみると案外この明るさでいいな、という印象です。

スピードコントロール機能

±6の間で、再生スピードを変更することが出来ます。

ん〜期待していませんでしたが、実際には私は使わないですね。

というのもこの手の機能は、遅くしても早くしても必ずノイズが入るので聴いてられません。±1でもかなり雑音が入ります。

使う手段としては、やはり語学のレッスンなどが推奨かも。

BGMでも遊び機能として使えるかな〜と期待しましたが、やはりすぐ飽きるのでちょっと音楽では使えませんね。

楽器の練習や、耳コピー (採譜) などにはオススメです。

操作性

リモコンがちゃっちぃという声もありますが、むしろ軽くて使いやすいです。

どっしりした重厚感のものは重いので要りません。

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ラジオなどをSDカードやUSBに録音したい人は少し慣れが必要ですが、CD を聴いたり Bluetooth を再生するだけの私には問題ありませんでした。

操作性は全然問題ないですね。

デザイン

好みが別れるかと思いますが、私は好きで納得して買ったので気に入ってます。

正直なところ、上部、CDフタのプラスチック感は今ひとつなのですが、ディスプレイ側の正面がしっかり作ってあるのでデザインとしては完成されていると思います。

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デザインの個性派を狙うのであれば、YAMAHA や、ケンウッドを選択するのもアリかもしれません。ただデザインも大事ですがCDの回転音も注意が必要です。

まぁ量販店で一通り実物を見ましたが、結局慣れてくるとどれもデザインや色でカバーしてると感じますので、プラスチック感は変わらないと思います。

それ以上は本当に高額になってきますので・・・。

私は手軽に持ち運べる取っ手が付いていること、3kg弱という軽さ、掃除のしやすい材質であることで全然OKだと思いました。

仕様

一応参考までに。

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最後に

スマホ、携帯イヤフォンなど、人それぞれの生活習慣に適した音楽の聴き方があると思いますが、どうやって音楽を聴いたら自分は楽しめるのか、そのように自分の再生環境を考えてみるのも良いかもしれません。

ガチのCDコンポでももちろん良いですが、私の用にCDラジカセ型で高音質が良い、そんな方は間違いなく Aurex TX-AH1000 をおすすめしたいですね。

Aurex TX-AH1000 はハイレゾが売りではあるので今回レビュー出来ないのが残念ですが、それを抜きにしても抜群に音は良いのでサウンド重視で買っても後悔することはないでしょう。

購入に迷っていてレビューを探していた方の参考になれば嬉しいです。

東芝 Aurex TX-AH1000